「散歩不足」「退屈」「飼い主のバタバタ」愛犬の問題行動3大原因




犬のストレス

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愛犬の問題行動は色々あります。
噛みつきや吠えだったり、散歩中の引っ張り、落ち着きがない、極度のビビリ、破壊行動、常に興奮状態、などなど…

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

だけど、その原因は主に3つに分類できます。

 

  • 散歩不足
  • 退屈
  • 飼い主の落ち着きがない

 

もちろん全ての問題行動の原因がこれにあてはまるわけではないし、さまざまな原因が合わさって問題行動に現れていることも多いけど、特に多いのがこの3つでした。

カウンセラーをやっている専門時代の恩師に聞いてみても、やっぱりこの3つの原因で何かしらの問題行動が現れ、困っている飼い主さんが多いとのこと。

 

特に、落ち着きがない、常に興奮している、散歩中に引っ張る、遊んでいると興奮して噛んでくるなどの問題行動は、この3つのうちのどれか、
またはいくつかが原因で起こることが多いです。

そこで今回は、問題行動の3大原因について詳しく、対処法などもお話します。

 

 

原因1:散歩不足

まず一つ目の原因が、散歩不足、それも自由運動不足です。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

日本で飼われている犬の大部分がこの問題を抱えているといっても過言ではないでしょうね。

 

特にポインターやセッターなどの猟犬や、ボーダーコリーやフラットコーテッドレトリバーなど、広大なフィールドを縦横無尽に駆け回ることを目的として作出された犬種は、
短いリードをつけてただ歩く散歩だけで、自由運動を全くさせてないって場合にはてきめんです。

これらの犬種に、都会のコンクリートを歩くだけの散歩や、狭いドッグランでの運動ではそのニーズを満たすことはできないんです。

自分のペースで歩いたり、走り回ったり、におい嗅ぎをして探検できる環境が必要になります。

 

いっぽうで、小型犬や中型犬に多いのが、その見た目の小ささからあまり散歩が必要ではないと飼い主さんが思ってしまっているケースです。
元にチワワやトイプーなどの超小型犬は、「散歩が必要ない」というのがセールスの常套文句です。
飼い主さんがそれを信じてしまった結果、ほとんど、あるいはまったく散歩に連れ出してもらえないで運動不足になっている犬は多いです。

小さくてもチワワやトイプーはとても活発だし、テリア系ではジャックラッセルテリアはもちろん、ミニチュアシュナウザーなども自由運動が不足すると吠えや興奮が出てきやすいです。

 

質の高い散歩と自由運動が必要

対処法としては、まったり散歩での質の高い散歩と、十分な自由運動をさせてあげることです。

自由運動をする場所がない、時間がない、アウトドアが嫌い、散歩に行かなくていいって言うから飼ったのに、などなど頭が痛くなるような言い訳を並べてくるバ飼い主がいるけど、
そういう人はまず何をとち狂っても犬は飼わないでいただきたい。

 

特にセッターやボーダーなど、広大なフィールドを縦横無尽に駆け回る体力を持つよう作られた犬は、質の高い散歩とともに十分な自由運動が何より大事です。

運動させるようにって言うと、永遠とボール投げをしたり、ドッグスポーツを教えようとする人がいるけど、自由運動とは犬が自分のペースで自由に、歩いたり走ったり、におい嗅ぎをして探検したりすることです。

ストレスなく落ち着いた犬は、自由運動をさせれば自分の運動ニーズを満たしてくれます。

 

ボーダーコリーなどはリードを外せばいつまでも走り続けるようなイメージがあるけど、実際に落ち着いてストレスのないボーダーに自由運動をさせると、
ずっと走り回るなんてことはないし、あちこちにおい嗅ぎをしてのんびり歩いている子がほとんどです。
うちののちゃんもそうです。

若くてスタミナの有り余っている子はよく走るけど、自分で興奮を鎮められるていどにしか走りません。

 

近所に犬のリードを放して自由運動をさせられるような場所がない場合でも、最低でも3mの長さのリードの範囲内を自由に歩かせてあげるだけでもだいぶ違います。

犬の散歩を充実させてあげようと思うと、犬のために割く時間は多くなるけど、犬の心身の健康に散歩はとっても重要です。

愛犬の散歩内容を見直して、充実してないなって思ったらすぐに改善してあげて下さい。

【まったり散歩についてはコチラ】
【完全版】まったり散歩マニュアル

 

 

原因2:退屈

次に多いのが退屈です。

頭を使う遊びが不足していたり、1日中サークルに閉じ込められて刺激がないせいで、退屈してイライラしているというケースです。
散歩不足にも通ずるものがありますね。

 

日常的にひどく退屈した犬の脳は縮んでしまう危険性があるという調査結果が発表されています。
現代の日本の飼い犬は多くがこの退屈に直面しているんです。

動物も人間と同じで退屈を苦痛に感じ、刺激が少なすぎる環境にいると脳の神経細胞が死んでしまい、認知障害が起こり認知症になるリスクも高まるんです。

 

適切な「刺激」を与える

犬たちを退屈から救うために「刺激」が必要っていうのは一般的にも言われていることです。

だけど多くの人は、刺激って言うと、犬とボール投げをしたり、ディスクキャッチをしたりなど遊んであげることを考えがちです。
犬の退屈防止について書いた記事をいくつか読んだけど「退屈させないために遊んであげましょう」っていう結論でした。

でも、刺激とは遊びのことではなく、環境による様々な刺激のことです。

 

ブログでも何度も言っているけど、犬をサークルやクレートに閉じ込めて長時間留守番させるっていうのは、犬を退屈させて苦痛を与える飼い主が一番やりがちなことです。
そういった犬たちが退屈からイライラしたり、たまの地涌時間や散歩の時間に大興奮したり、はたまた無気力になるのは当たり前のことなんです。

犬を退屈させないためには、サークルやクレートから解放し、毎日しっかり散歩に連れ出し、質の高い散歩をさせて、におい嗅ぎをさせて自由に歩かせ、
枝をくわえたり葉っぱをくわえたり、五感を使って刺激を得られるようにすることが必要です。

 

また、刺激としてトレーニングを始める飼い主さんもいますね。
遊び感覚のゲームとしてであればコマンドトレーニングもいい刺激になって、犬も人間も楽しんでできます。
うちでも時々、5分程度遊びでコマンドトレーニングやってます。

でもこれが命令にはぜったい服従のオビディエンストレーニングになると、退屈防止の刺激どころか新たなストレスになって、
別の問題行動を引きおこす原因になります。

退屈防止のためには適切な「刺激」が必要です。

【犬の退屈防止についてはコチラ】
犬の「退屈」を防ぐには正しい「刺激」を与えよう!認知症の予防にもなる?

 

 

原因3:飼い主の落ち着きがない

3つ目の原因で、意外に見落としがちなのが、飼い主さん自身や家族が落ち着きがないというケースです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

室内をバタバタと動き回ったり、大声で喋ったり、いつも立ったり座ったり。
電話が鳴ったりチャイムが鳴ったりすると大慌てで走っていったりとか。

 

飼い主自身がせっかちでじっとしていられない性格であることもあるし、小さな子供がいればどうしても騒がしくなります。

うちの母も、なにか行動を起こす時に「さて!」って言って勢いよく立ち上がるくせがあったので、引っ越してきたばかりの頃、のんちゃんもるーこもそれに過剰に反応しちゃって、一時的に落ち着きがなくなったことがありました。

 

意識して落ち着いて行動する

この対処法としては、まず犬が一人で静かに落ち着ける場所を用意してあげます。

犬に好きな場所を選んでもらって、そこにクッションなりブランケットなりしいてあげて、簡単に目隠しをしてあげて快適な場所にしてあげて下さい。

うちの場合は、わたしの寝室の一角が犬たちの落ち着ける場所になっています。

犬がその場所にいる時は、つい気になってのぞきたくなる気持ちはわかるけど、犬が落ち着けるようにそっとしておいてあげて下さい。

【犬の居場所づくり】
愛犬の問題行動の予防と対処その1「生活環境の改善」

 

また、自分がバタバタ動いているっていうのはなかなか気づきにくいものだけど、自分自身の落ち着きのなさを自覚したら直すことはできます。

多いのが、ドアを勢いよく閉めてしまうのと、電話やチャイムが鳴った時に小走りになってしまうこと。
自覚しても漠然と直そうと思っているだけでは直らないので、移動する時は「ゆっくりゆっくり」とつぶやきながら意識してゆっくり歩くようにします。
ドアを閉める時も、ドアがちゃんと閉まるまでドアノブから手を離さないで静かに占めるよう、普段から意識して下さい。

 

子どもがいて騒ぐ場合は、犬のそばで騒がない、走ったりしない、遊ぶ時は別の部屋で遊ぶなど、親が教えてあげる必要があります。
情操教育のために犬を飼う家庭があるけど、犬を飼うだけでは情操教育にはなりません。
親が犬に正しく接し、それを子どもに教えてあげないと意味がないんです。

【子どもの情操教育に犬を飼うについてはコチラ】
「情操教育のために犬を飼う」は大人の正しい知識が大前提

 

根気が必要ではあるけど、繰り返し何度も教えてあげて子どもに理解してもらえれば、そう難しいことではありません。

 

また、自分自身が忙しい生活の中でイライラしている場合は、毎日10分でもいいので自分なりにリラックスタイムを作ってみましょう。
瞑想とまでいかなくても、何も考えないでぼーっとするだけでいいんです。
アロマを焚いてもいいし、音楽を聴くのもいいですね。
どんな方法でもいいので、毎日必ずリラックスタイムをとるのが大切です。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

イライラしている人に飼われている犬も、同じようにストレスレベルが高くイライラしがちです。

 

まずは飼い主がリラックスしてイライラを取り除けば、自然と犬もリラックスします。

毎日とにかく忙しいって人は、意識してまったり過ごしてみて下さい。

【愛犬にイライラしない方法】
愛犬にイライラしないための5つの方法

 

 

問題行動解決の第一歩

「散歩不足」「退屈」「飼い主の落ち着きがない」

以上3つの問題行動の原因についてお話しました。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

もちろん、問題行動の原因はこれだけではないけど、原因を知ることは問題行動解決の第一歩です。

 

原因を究明しないで問題行動だけを改善しようと思っても、それだけじゃうまくいきません。
正しい原因を知って、適切な対処をし、根本的に解決しないといけないんです。

色々試しているけどなかなか愛犬の問題行動がよくならない、むしろなんか悪化してる…?という飼い主さん。
問題行動そのものをどうにかしようとするよりも、まずは原因究明が先です。

 

そのうえでストレスマネジメントをし、新しいことを教えたり散歩練習をするのは、それからですよ。

【問題行動をなおす前にまずやること】
ストレスは学習能力を下げる!犬に新しいことを教える前にまずやるべきこと

 

 

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