河原で助けた犬を安楽死させました(2019年)




動物福祉

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この記事は2019年6月に旧ブログに掲載したものを、加筆・リライトしております。

 

 

 

今日は、この記事を読んでくれている皆さんに悲しいお知らせをしないといけません。

友人とその愛犬と一緒に散歩に行った河原で捨て犬を見つけ、その子が助からなかったというお話です。

 

のんちゃんの同胎犬ひなたちゃんの飼い主である、学生時代の友人が昨日、仕事でこっちに来るというので会いに行きました。
のんちゃんはひなたちゃんと相性が悪いので、犬たちは留守番しててもらってわたし一人で会いに行きました。

ひなたちゃんを散歩させようと、地元の数少ないドッグランの下にある河原に行きました。

昨日は曇ってたけど気温・湿度が高くジメジメとして蒸し暑くかったのですが、川のそばで木陰もあり、
何より人もいないので2人と1匹でのんびりと歩いて行きました。

 

そろそろ戻ろうかという時、ひなたちゃんがふと立ち止まって、ダッと茂みに向かって一目散に走り出しました。

ひなたちゃん、今はなくなったけど少し前まで狩りをする子でした。
カエル、モグラ、ネズミ、その他小さなバッタや蛇など、茂みでガサッと動くものには何でもロックオンしてハンティングする子で、
また獲物を見つけたのかと慌てて止めようとするわたしと友人。

 

茂みに入っていくのを追いかけていくと、怪しげな檻が見えました。

よく、野良猫を捕獲するために仕掛けられている罠がついた檻だと思ったんだけど、どうも、すでに中には何か入っている…?

ひなたちゃんがそばに行ってクンクンにおいを嗅ぐと、小さく「キュンキュン」と鳴く声が聞こえてきました。

慌てて近くに行くと、黒色の塊がもぞもぞ動いてるのが見えました。

 

犬でした。

しかも生きてる。

 

この辺りは犬猫の死体が捨てられることは時々あるけど、まさかの生きている犬。

しかもどう見ても、ケージに閉じ込められて捨てられた状態。

お尻の辺りが骨ばってて、目は白内障なのか真っ白。
かなりの年のようでもとの毛色は黒だと思うけど、口の周りは真っ白で全身にも所々白髪がありました。

「どうしよう?」と相談する間もなく、どちらからともなく「病院行かないと!!」

 

友人がひなたちゃんを車に連れていき、バスタオルを持ってきてくれる間に、わたしはのんちゃんのかかりつけの病院に電話。
昼休み中だったけど、事情を話すと、鍵を開けて待っていてくれるとのことでした。

友人が戻って来るまで老犬の状態を見ている時に気づいたけど、肉が腐ったようなひどい悪臭がしました。

見ると、胸のところが血だらけで、ぽっかりと穴が開いてました。

誰かに…というかこの子を捨てた飼い主にやられたのか?

 

ゲージから出し、友人が持ってきてくれたバスタオルにくるんで車に運びます。
念のためゲージも持って行きました。

抱き上げると不安そうな声でキャンキャン鳴き、痩せた体で一生懸命抵抗するので、「大丈夫だよ、病院行こうね」と言いながら車へ。
車に乗るとあっという間に悪臭が満ちるので、窓全開。

走り出すと老犬は不安からか恐怖からか、オシッコをもらしてしまいました。

 

病院では獣医さんが待っててくれて、すぐに診察が受けられました。

体重を測ったら6㎏だったけど、痩せ衰えてガリガリで、肋骨や背骨が浮き出てゴツゴツしていました。

見た目は甲斐犬っぽいけど、和犬ミックスのようでした。

胸に開いている大きな穴は、乳腺腫瘍がはじめて化膿したものでした。

その部分の肉が腐ってすさまじい臭いがしました。

診察室で見て気づいたけど、ウジが湧いていました…思い出さなくても目に焼き付いてるので、食欲がないです。

看護士さんの一人が気分悪くなって吐きそうになってました。

獣医さんも長年獣医やっててここまでひどいのは初めてだそうです。

 

乳腺腫瘍だとガン化している可能性があるのでレントゲン撮ってもらうと、すでに肺、その他の臓器にガンが転移していて、
生きているのが不思議なくらいだと言われました。

まだ捨てられて間もないのでしょうが、すでにひどく衰弱していました。

脱水症状で皮はタルタル、自力で立つこともできなくて、何より腫瘍が潰れてこんなにも大きな穴が開いていて、ちょっと動くだけで痛くてヒンヒンと悲鳴を上げている。

べったりと脂っぽくなって、フケが浮いた皮膚は、ところどころ自分でかじったのか、あちこち傷だらけでかさぶたになってました。

捨てられるまで首輪がついてたのでしょうか、首をぐるりと囲むように毛が抜けています。

爪も歩けないほど伸び放題で、耳も汚れてダニが食いついていました。

 

恐らく、というか100%飼育放棄されてたんでしょうね。

病気になったから飼育放棄されたのか、飼育放棄されたせいで病気に気づかなかったのか。

のんちゃんを手術してないわたしが言うのもなんだけど、乳腺腫瘍は初めてのヒートを迎える前に手術をすれば、
発症率を0.05%に抑えることができる病気です。
そうでなくても、早期発見すれば手術で取り除くことができるんです。

手術費用だって、病院によっても違うけど一般的なところでは4~5万、高くても6万くらいです。

決して高いものではないんです。

こんな風に破裂するまで放置してしまうと、ガン化する危険が一気に高まります。

この子の場合は、ガンになってもさらに放置しつづけたせいで、全身に転移してしまってました。

明らかに飼い主の責任です。

しかも、さんざん苦しませたあげく、こんな暑い中、茂みに捨てたんです。

はらわたが煮えくり返るとはこのこと。

 

このかわいそうな老犬は、ガンが全身に転移していて、衰弱が激しく傷の治療もできず、自力では立ち上がれない。

このまま生きていても治る見込みはなく、無駄に苦しむだけ。

「どうしますか?」
と獣医さんに聞かれました。

出会ってまだ1時間たつかたたないか。

この子のことを以前から知っていたわけでもなく、飼い主さんのことだって知らない。

わたしたちがこの子をどうするか、決めてもいいものだろうか。

悩んだけど、友人とも獣医さんとも話し合って、尊厳死…いわゆる安楽死を選択しました。

 

獣医さんがどこかに(保健所かな?)電話していて、この子のような特徴の犬が迷子になっているという届け出がないことを確認してくれました。

わたしも、友人も、病院に勤務している獣医さん、看護士さん、トリマーさん、みんなに撫でてもらって、
「大丈夫だよ」「がんばったね」「辛かったね」「いい子だね、いい子だね」と言ってもらいながら、
小さな老犬は静かに目を閉じました。

痛みも苦しみもない世界に旅立って行きました。

あちらではきっと、胸の穴もなくなって、腐ってしまった肉も元通りになって、ガンも治って、
元気だった頃の姿に戻っているのだろうと思います。

 

この選択が果たして正しかったのかはわかりません。

でも、少なくとも河原の茂みでだれにも見つめてもらえないで一人で寂しく死ぬよりはよかったんじゃないかなと思います。

この子の飼い主は、嫌な役目をみんな赤の他人であるわたしたちに押し付けたんです。

家庭動物に必要な医療措置を受けさせないこと、あまつさえ放棄することは虐待です。

動物愛護法という法律にも違反しています。

当たり前に考えれば逮捕されてしかるべき罰を受けるべきことです。

自分が罪を犯しているという意識はないんでしょうね。

飼い主を選ぶことができない動物たちの権利や利益を守るためには、飼い主の「常識」が必要です。

 

わたしはいつか、のんちゃんやるーこが年をとって、病気になった時に、どうしても治る見込みがなくて、
これ以上生きても苦しめるだけだとなった時、安楽死という選択肢も視野に入れておかなければいけないと考えていました。

でもまさか、わたしも友人も、見ず知らずの、助けた犬をその日の内に安楽死の選択をしなければならないなんて思ってもいませんでした。

 

老犬の亡骸は、地元の動物愛護団体が引き取って火葬してくれるとのことなので、団体の方がいらっしゃるまで病院で待っていました。

いらして下さった団体の方に、わたしと友人の財布にあっただけのお金を、火葬代と供養代の足しにしてくれるように渡しました。
あとでもっとちゃんと寄付をしようと思います。

検査や安楽死にかかった費用はわたしと友人で出したけど、獣医さんのご厚意でずいぶんと安くしていただけました。

 

昨日のことなんですけど。

まだまだショックは癒えないし、というかさらに黒いドロドロしたものが胸に広がっているというか。

友人はあまりにショックすぎて今日は仕事を休んだそうです。

わたしも今日は休みでよかったです。

 

こんなことをする飼い主が、わたしたちのように見ず知らずの犬を安楽死させなければいけないような人が、
そして、こんな思いをする犬が、この世からいなくなる日が来ることを願っています。

そのために何ができるのか。

ひとりひとり、何が出来るのか、小さなことでもいいので、考え、実践していくことが大事なんだと思います。

一度家族に迎えた犬(に限らず動物)は、生涯一緒に暮らす、腕の中で看取る、そんな当たり前のことが当たり前になればいいなと思います。

 

 

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