犬の繁殖と遺伝病の問題!まずは感心を持つことから始めよう




動物福祉

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前回の記事では、人間の手による非人道的な繁殖で、純血犬種に遺伝性疾患が増えているという現状を告発した、
イギリスBBC制作のドキュメンタリー番組「犬たちの悲鳴」について取り上げました。
【詳しくはコチラ】
ブリーダーが引き起こす犬の遺伝病~近親交配について~
今回はその続きです。

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

番組で紹介されている、遺伝性疾患に苦しむ犬たちについて紹介したいと思います。

 

 

犬たちは遺伝病に苦しんでいる

まずはケンネルクラブについてのおさらいです。

 

ケンネルクラブは、犬を取り巻く環境の向上を目的とする組織とされています。

 

主な活動内容は純血種の血統の登録、管理やドッグショーの開催などです。

 

各犬種クラブを運営し、ケンネルクラブの規約を定めているのはブリーダーたちです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

なので、犬の利益になるような改革は恐らくこれからも進まないだろうっていうのが現状です。

 

 

脊髄空洞症のキャバリア

番組が制作されたイギリスではキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが人気です。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

でも、この犬種にも恐ろしい遺伝病が蔓延しています。

 

この犬種の飼い主が、愛犬の異変に気付きました。

 

脳に対して頭蓋骨が小さすぎることで起こる病気、脊髄空洞症を患っていたんです。

 

しだいに神経が傷ついて行って、症状が進むと首輪をつけただけでものたうち回るほどの激痛が走るといいます。

 

ある獣医師によれば、キャバリアの3分の1は症状の程度に関わらず、この病気を患っているといいます。

 

軽症な場合も多いけど、重症化すると激痛が襲います。

 

絶叫しながらのたうち回る様子を見ていればその苦しみがよくわかるし、
そんな愛犬の様子を見ているしかできない飼い主さんの苦しみも計り知れません。

 

番組で紹介されたキャバリアは苦痛が大きいからと安楽死させられました。

 

脳外科手術が行われることもあるけど、成功するとは限らないそうです。

 

 

キャバリアの脊髄空洞症に対処するため、イギリス獣医師会とケンネルクラブは、
MRI検査制度を導入しました。

 

でも、これに反対する有力ブリーダーは、結果の公表を拒否しています。

 

え?どうしてです?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

ほとんどのキャバリアがこの病気を患っているので、
繁殖に使える個体がいなくなるって思ったんでしょう。

 

キャバリアの7割が6歳になるまでに脊髄空洞症と診断される可能性があると言われているくらいです。

 

さらにキャバリアの半数は、5歳までに心臓に雑音が入り、10歳になる頃にはほぼ全ての犬に雑音が認められるといいます。

 

これは50年代、60年代に心疾患のある犬が繁殖に使われたことが原因です。

 

人気が高い犬種ほどたくさん子犬を産むため、その犬に遺伝性疾患があった場合、病気は一気に広まるんです。

 

現状のままではキャバリアの繁殖を続けることは、道徳的に許されないという意見もあります。

 

現代のキャバリアの姿が作られたのは1920年代なので、100年もかからずに、キャバリアは絶滅する可能性があるんです。

 

 

若年性腎疾患のボクサー

また、番組で取り上げられたボクサーは若年性腎疾患と診断されて、余命1年と宣告されています。

 

発見が早かったために余命宣告をこえて生き続けましたが、2歳にして壮絶な最期を迎えました。

 

若年性腎疾患はどの犬種でも見られるものだけど、腹違いの妹も同じ病気であることがわかりました。

 

父犬の他の子どもにも同じ病気が認められています。

 

ブリーダーはこの父犬で894匹もの子犬を作っていたので、遺伝学者に調査を依頼しました。

 

すると、遺伝

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

疾患(劣性遺伝)であることがわかったんです。

 

血縁が濃ければ濃いほど病気が発生しやすくなるんですが、このボクサーは血縁で交配が行われていました。

 

父犬が自分の娘と交配して最初の子が生まれたんです。

 

遺伝学者は、若年性腎疾患の犬30頭に対して調査を行い、その全てが濃い血縁関係にあたることもわかりました。

 

しかも、半数近いケースでさっきの父犬が関わっていたんです。

 

繁殖に種犬として使われると、問題の遺伝子は全国に広まります。

 

この父犬の所有者はトップブリーダーでケンネルクラブの審査員、
犬種評議会(ボクサーの品種を改良し守るために作られた団体)の会長を務めていました。

 

ところが所有者は遺伝学者の話を聞こうともしません。

 

父犬が出た犬舎からも若年性腎疾患が見つかっています。

 

犬種評議会は遺伝学者の言い分を認め、研究の全面支援と血液サンプルの提供を
飼い主とブリーダーに呼びかけました。

 

ブリーダーには近親交配を避けるように訴えましたが、犬種評議会のHPには、
若年性腎疾患の情報は載ってないんです。

 

一部の飼い主やブリーダーは血液サンプルを提供したけど、この父犬の所有者は提供してなくて、
濃い血縁同士での交配を続けています。

 

本人は否定してるけど、若年性腎疾患が指摘されている犬たちも繁殖に使っているという証言があります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

この事例は、いかに短期間で犬種の間に遺伝性疾患が広まるかを示しています。

 

 

ポインターの血が入ったダルメシアン

キャバリア、ボクサーの事例を紹介しましたが、ダルメシアンの場合はまだ間に合うかもしれません。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

というのは、ケンネルクラブがイングリッシュポインターの血が入った犬を、ダルメシアンと認定したからです。

 

異なる犬種の血が入ったダルメシアンを、純血種と認めたってことです。

 

1973年、アメリカのボブ・シェイブル博士が、ダルメシアンが失った遺伝子を取り戻すために、ポインターと交配させたんです。

 

ダルメシアンの特徴である斑点模様を美しくする過程で、尿酸値を正常化する遺伝子が失われたからです。

 

こうして生まれた犬とダルメシアンとの交配を繰り返し、数世代後には外見はダルメシアンでも、
尿酸値も正常な犬を作り出すことに成功しました。

 

尿酸値が高いと結石ができやすくなり、尿路につまって膀胱が破裂すると命を落としかねません。

 

結石で苦しむことがない犬を歓迎しないはずはないのに、イギリスのダルメシアンクラブは、
その犬の輸入に反対したんです。

 

でも、ケンネルクラブはこの犬をダルメシアンとして登録したんです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

ダルメシアンクラブは今も反対を続けてますけどね。

もはや何がしたいのかよくわかりませんよね。馬鹿らしい。

 

こんな風に行動を起こしてくれるブリーダーはほんの少数です。

 

犬種クラブはブリーダーに強い影響力を持ってます。

 

そのため、改革派は犬種クラブから排除されちゃうんです。

 

 

犬のための改革を

3つの事例を紹介しましたが、いかがでしたか。

 

こんなことをしていると、わたしたちの最愛の友である犬は遠くない未来に滅びてしまうかもしれません。

 

近親交配に規制を

番組放送後、ケンネルクラブはジェネリックセンターを設立しました。

 

ここではブリーダーが遺伝性疾患を回避できるように、新しい遺伝子検査の方法が開発されています。

 

「メイト・セレクト」っていうオンラインツールも開発されました。

 

これを使えば、個々の犬の健康診断の結果や、近親交配の程度を調べることが出来ます。

 

また、ブリーダーはメイト・セレクトで近親交配COIを調べることも出来ます。

 

父と娘の交配で生まれるCOIは25%、これは禁止されてる数値だけど、
この値をはるかに上回る数値の犬がケンネルクラブには登録されています。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

この原因は近親交配の累積にあります。

これまでに近親交配をしすぎたことが原因ってことですね。

 

親子兄弟での交配を禁止すればダメージは軽くなるけど、実際にはいとこ同士での交配も同じくらい危険なものです。

 

イギリスケンネルクラブは規制ではなく啓発によって状況を改善しようとしているので、
いまだに近親交配係数の上限を定めていないのが現状です。

 

 

いっぽう、スウェーデンでは近親交配係数の規制が効果を上げています。

 

COIが6.25を超えるボクサーは2014年からの4年間で1頭も生まれていないんです。

 

他の多くの犬種についても同じようです。

 

スウェーデンでは人気のある種犬の使用にも制限を設けています。

 

ドッグショーに改革を

ドッグショーはいくつかの犬種の体型をここ100年で劇的に変えて来ました。

 

ダックス、ブルテリア、ブルドッグなどが最たるものです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

繁殖によって形をゆがめ、正常な能力を奪い、病気になりやすい動物を生み出すなんてとんでもないことですよね。

 

しかもこのことにすっかり鈍感になってて、罪の意識もありません。
常軌を逸しているんです。

 

ケンネルクラブは78犬種の犬種標準を改定しました。

 

でもドッグショーを見る限り、変化が起きているとは思えません。

 

不自然な姿の犬を入賞させないよう、審査員を教育することも大事です。

 

15犬種で獣医による検診が義務付けられているとはいえ、犬種標準を見直して、
犬たちを本来の姿に戻すことが必要です。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

ブルドッグなら鼻の長いタイプはすでに存在してるんだから、それを犬種標準にすればいいのに。

 

バセットハウンドも、ショータイプじゃなく作業タイプは100年前の姿に近いものがあります。

 

作業犬のナポリタン・マスティフもショータイプにある皺がありません。

 

ケンネルクラブはパグの犬種標準を改定したけど、ドッグショーに登場するのは以前と同じ姿のパグです。

 

呼吸困難に苦しむとあるパグは、気道閉塞、軟口蓋過長、欠歯、皮膚疾患なども抱えています。

 

ぺしゃんこの顔を作るために、人間はパグの体温調節機能を奪いました。

 

でも、多くの飼い主さんは犬が苦しんでるってことに気づいてません。

 

呼吸するたびにガーガーいう短頭種の犬はよくいるけど、「そんなもんだ」って認識なんです。

 

 

おもしろがって動画撮って、YouTubeに投稿したりするバ飼い主もいますからね。

 

 

パグの皺の間には菌が繁殖しますが、飼い主が毎日これをきれいにしようとするのは難しいものがあります。

 

パグが痛がって嫌がるんです。

 

呼吸困難から手術が必要になることもありますが、
本来犬に備わっている機能を取り戻すのに、2時間もの手術が必要になります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

獣医はブリーダーが作り出したこういう犬種の修理屋になりつつありますね。

 

ここまで犬の姿を変えるのは論理的に許されません。

 

パグやブルドッグのような犬の繁殖は、今すぐやめるべきだと呼吸器外科の獣医は言います。

 

短頭種のブリーダーは健康な犬を繁殖することが出来ないっていうのは、世界的に見ても明らかです。

 

 

まずは関心を持つことから始めよう

まともに走れない犬や、満足に呼吸も出来ない犬を作り出した罪を、なんでケンネルクラブは容認するんでしょうか。

 

犬の利益を守ろうとするいっぽうで、ブリーダーの言い分にも配慮する。

 

この両者はしばしば対立するけど、それで犠牲になるのはほかならぬ犬なんです。

 

ケンネルクラブに任せてたら問題なんているまでたっても解決しません。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

政府の支援を受けながら純血種だけでなく全ての犬の登録料で運営する、
まったく新しい施設が必要なんじゃないでしょうか。

 

飼い主にも行き過ぎた繁殖で苦しむ犬を作るブリーダーたちに「ノー」を突き付ける責任があります。

 

まずは、関心を持つことから始めましょう。

 

【あわせて読んで欲しい記事】
「犬種標準」とは?どれだけ犬たちを苦しめているかご存知ですか?
犬の遺伝病は「あって当たり前」という恐ろしい日本の認識

 

 

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