子犬はもともと「分離不安」?深刻化させないための接し方




子犬育て

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今回は子犬の「分離不安症(分離ストレス)」についてお話します。

 

 

飼い主さんの後を家中追いかけて回ったり、姿が見えないと泣きながらトイレまで入って来ようとしたり、
出かけるといつまでも遠吠えして家に帰ると物を壊して果ては下痢をしていたり…

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

こんな風に、人間と離れることで引き起こされる特徴的な行動を「分離ストレス」っていいます。

 

分離不安って言ったほうがなじみがある方も多いかもしれませんけど、
この診断自体が難しくて、症状よりももっと行動に注目しようということで
今では分離ストレスと呼ばれるようになってきました。

 

愛犬の分離ストレスにお悩みの飼い主さんも多くて、相談をいただいた時に愛犬の困った行動を聞くと、
必ずっていっていいほど分離ストレスによるものだと思われる行動が書いてあります。

 

分離ストレスの原因は、日本で犬を飼っていると当たり前にやってしまっていることが多いです。

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そもそも、犬はもとから分離不安の傾向があって、犬が分離不安になるのは当たり前のこととも言えます。

 

 

今回は、犬が分離ストレスになる原因と対策、対処法について詳しくお話します!

 

 

分離ストレスとは?

「分離不安」と「分離不安症」と「分離ストレス」って同じじゃないんですか?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

どれも同じようなものですが、ちょっとずつ違うんですよ。

 

飼い主と離れることを不安がることを「分離不安」。

 

「分離不安」からくるストレス、およびそこからくるストレス行動を「分離ストレス」。

 

飼い主が出かけた時だけいつまでもキャンキャン鳴いていたり、家中どこでもついて回ったり、
いつもじっと見つめていたり、人間と離れることによる特徴的な行動を「分離不安症」っていいます。

 

 

犬はみんな「分離不安」

犬やオオカミなどは、子どもの頃に親から遠く離れすぎないよう、
安全のために親に密着しているようにという本能があります。

 

親や、自分を守ってくれる大人と離れることを不安がり、そばにいると安心するという、
そもそも分離不安の傾向がもとからあるんです。

 

幼形成熟(ネオテニー)の犬ではこの傾向を成犬になっても持っていて、
自分を守ってくれる存在である飼い主と離れることを不安がって、
留守番が苦手なのは当たり前のことと言えるんです。

 

とはいえ、正常な状態ならちょっと飼い主が離れただけでキャンキャン鳴いたり、
同じ家の中にいるのにどこでもついて回ったり、極端な分離ストレスによる行動は起こさないものです。

 

何が犬をここまで不安にさせてしまうんでしょうか?

 

 

分離不安の原因

分離不安のリスクファクターは以下の通りです。

 

  • 罰を使った訓練
  • 里子にもらって来た
  • サークルに長い間入れられていた
  • 今までかまってくれていた飼い主が急にかまってくれなくなった
  • 毎日のスケジュールの大幅な変更
  • 引っ越しなどの環境の変化
  • 飼い主の構いすぎ
  • 鬱などがある
  • 留守番中のトラウマになるような出来事
  • 心のトラウマ
  • 親兄弟からの早すぎる分離
  • 子どものころに一人で過ごした経験がある
  • 留守番に慣らすことへの失敗
  • 家族の長期不在
  • 新しい家族が増えた
  • 認知機能障害がある
  • 人間と一緒に仕事をしている(常に人間と一緒にいる)

 

これを見ると、親兄弟から生後1ヶ月そこそこで引き離されて、ショーケースの中で一人で過ごし、
長時間サークルに入れられて留守番をさせられる日本の犬たちは、かなりの確率で分離不安になると言えます。

 

その上、こういった環境で育って何かしらの問題行動が出たからと、強制訓練なんてしようものなら
事態は悪化の一途をたどります。

 

新しい家族=2頭目をお迎えした時に、先輩犬が分離不安になるというのはよく聞きますね。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

これは上から4番目の「飼い主が急に構ってくれなくなった」のが原因です。

 

のんちゃんも、るーこが家に来てしばらくは子犬返りしたように甘えん坊になったし、
ふと気づくと見つめられていたり、ちょっと動くとあとをくっついてくるってことがよくありました。

 

また、相談を受けていて原因として特に多いのが、飼い主さんの構いすぎです。

 

飼い主さん自身がいつも犬のことを気にし過ぎて、もはや過干渉のようになっているんです。

 

この場合はまず、飼い主さん自身が犬をかまうのをやめる必要があります。

 

 

分離不安による行動

分離不安からくるストレスによる特徴的な行動は以下の通りです。

 

  • 吠える、鼻を鳴らす、叫ぶ
  • 家具、ドア、窓枠などを引っかく
  • 歩き回る
  • 目で追う
  • 物を噛む、かじる
  • 排泄する
  • ドア、窓、サークルのドアをよだれで濡らす
  • 立ち去ろうとすると唸ったり噛んだりする
  • 自傷行為(脇腹や足、手を舐める)
  • 大喜びして大興奮で出迎える
  • 引っかきにより爪やパッドが傷つく
  • 吠えすぎて喉や気管が傷ついている
  • かじりすぎてマズルや歯が傷ついている
  • ストレス性大腸炎や潰瘍
  • 無気力
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 便秘
  • 嘔吐

 

わたしが見てきた限り、分離ストレスが大きければ大きいほど、破壊活動をよくするように感じます。

 

4歳になるまで家には誰かしらいて、留守番も1日に2~3時間程度しかした経験がない犬が、
ある日から急に10時間もの留守番を毎日しなきゃいけなくなった時は、それはそれはすごかったです。

 

ドアや壁などの木の部分はみんなかじられて、テーブルの足はやせ細って今にも折れて倒れそうだし、
靴や本、服、その他かじれるものはみんなかじっていました。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

よだれの量も異常なほどで、床がローションを塗ったようにぬるぬるになっていたそうです。

 

他にも、飼い主がいるとちゃんとトイレで出来るのに、留守番中はなぜかトイレではないところでやったり、
ひどい下痢をしたり、排泄関連のストレス行動はよく見られます。

 

飼い主が立ち去ろうとするのを怒って噛みついてやめさせたり、反対に帰宅時には異常なほどの大興奮で出迎えて、
そのままずっとハイテンションだったりします。

 

サークルに入れられて留守番している子は、サークルの柵をずーーーーっと噛み続けて、
マズルが擦り剝けてしまったり、歯が欠けることもあります。

 

分離ストレスが大きければ大きいほど、その被害や問題行動も重大になります。

 

 

対策と対処法

子犬を一人にしない

分離ストレスを引き起こさないために最善の方法は、生後11ヶ月までの間に、我慢できないほどの時間一人にしないことです。

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

1日10時間もの長い留守番はもちろん、夜に家族と離れた部屋や、サークルに入れて寝かせることも
分離不安を引き起こす原因になります。

 

 

家に来たばかりの子犬をサークルに入れて寝かせるのが一般的だけど、
子犬をひとりぼっちにさせて不安を煽るのは脳に悪影響だし、将来的に犬の行動に悪い影響を与えます。

 

犬が精神に異常をきたさず留守番していられる時間は、長くても6時間までと言われています。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

子犬に限らず犬を飼ったのなら、毎日10時間もの留守番をさせちゃいけません。

 

もちろん、家に来たその日から子犬とは一緒に寝てあげましょう。

 

その方がずっとおとつくし、子犬も安心して眠れます。

【子犬と一緒に寝ることについて詳しくはコチラ】
これから子犬を飼う人へ「一緒に寝てあげて下さい」

出かける時は必ず声をかける

飼い主が出かける準備をするとソワソワして泣き始めるという場合、
いまだに出かける前の30分は犬にかまわないようにだとか、
黙って気づかれないように出かけるようにだとか言われてるけど、これも間違った対処法です。

たいていの場合であれば、規則正しい生活をして毎日のリズムを作って、
これから飼い主が出かけるなってことを予測できるようにしてあげるようにすると改善します。

 

出かけると予測出来てしまうことが不安につながると言われてますけど、違うんですか?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

むしろ予測出来ないことが不安の原因なんですよ。

 

いつ出かけるの?出かけたらいつ帰って来るの?どれくらい留守番してなきゃいけないの?
っていうのがわからないから犬は不安になるんです。

 

それよりも、飼い主さんは毎日この時間に出かける、この時間に出かけたらこの時間には帰って来る、
っていうのがだいたい同じであれば犬は安心できるんです。

 

犬は「いつもと同じ」が大好きです。

 

それから、出かける時は必ず声をかけてあげましょう。

 

わたしはいつも、飼い主さんにこう言ってもらっています。

 

「いってきます。〇時には帰るからね」

 

出かける前に必ずこの言葉を言ってあげると、これが飼い主が出かける「合図」になります。

 

はじめはやっぱり不安がって泣いたりするかもしれないけど、根気強く続けてると、
そのうち犬もあんまり騒がなくなって見送ってくれるようになります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

のんちゃんも一時期分離ストレスがあった時、毎日これを言ってたら騒がなくなって、
留守番中の破壊行動もなくなりました。

 

声をかけてしまうと犬を不安にさせるって言われてるけど、
声をかけないほうが犬を不安にさせてしまうんです。

 

あなただって、家族が急にどこに行くのかも何時に帰るのはも言わないで
黙って出かけてしまったら不安になりますよね。

 

そしてもう一つ大事なのは、「〇時には帰るからね」って言った時間には必ず帰って来ることです。

 

犬に上手に留守番してもらうコツは、犬を裏切らないことです。

 

約束した時間には帰れるようにしましょう。

 

万が一、遅れてしまった場合はきっと不安で待ってると思いますので、謝ってあげましょう。

 

のんちゃんもるーこも、約束した時間よりちょっと遅れてしまうと、
むすっとした顔して待ってます。

 

それでも待っててくれるのが可愛いんですけどね。

 

集中的なストレスマネジメントを

飼い主がちょっとでも動くと過剰に反応したり、家中歩き回って家族全員を監視してるようなひどい場合は、集中的なストレスマネジメントを行っていきます。

 

飼い主との関係改善、その上で留守番に慣らす練習をして、
クロミカルなどの薬物療法、低たんぱく高炭水化物の食事、精神的刺激と肉体刺激を与えて、
快適な散歩や室内フリーなどの環境を整えていきます。

 

特に、留守番に慣らすのは根気が必要です。

 

数分でもダメって場合は数秒と、秒単位で少しずつ少しずつ慣らして時間を伸ばしていく必要があります。

 

出来るまでにめちゃくちゃ時間がかかります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

なかなか出来なくて途中で挫折してしまう人も多いけど、これをやらないで薬物療法だけやっても上手くいきません。

 

ここまで大変な思いをしないためにも、また子犬にさせないためにも、
子犬の頃から接し方と環境を整えておく必要があるんです。

【問題行動の予防と対処法シリーズはコチラ】
愛犬の問題行動の予防と対処その1「生活環境の改善」
愛犬の問題行動の予防と対処その2「飼い主の接し方の改善」
愛犬の問題行動の予防と対処その3「ストレスマネジメント」

 

 

構いすぎが原因の場合

飼い主の構いすぎによる分離ストレスの場合は、まずは飼い主さん自身に、
自分が犬を構いすぎているってことに気づいてもらわないといけません。

 

飼い主さんは自分が愛犬の分離ストレスの原因になってるだなんて思ってませんよね。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

過剰に撫でたり触ったり、声をかけたりしているのは愛情だと思っています。

 

犬がついてくるとどうしても構いたくなったり、声をかけたくなったりするものだけど、
それをやめない限り分離ストレスはよくなりません。

 

犬のほうからそばに来て「撫でて」と言って来たのであればもちろん撫でてあげるべきだけど、
その場合も「もういい」って言われたらすぐにやめてあげること、
自分から犬に近づいてわざわざ撫でたり抱っこしたりはしないようにしましょう。

 

構いすぎをやめて、自分は自分、犬は犬のペースで過ごしていると、
だんだん付きまといもなくなってくるし、出かける時にいつまでもキャンキャン吠えてることもなくなります。

 

 

分離不安にさせないために

生後1ヶ月そこそこで親兄弟と離れて、ペットショップでひとりぼっちでショーケースに展示されて、
飼い主宅でもサークルに閉じ込められて毎日10時間も留守番させられて、夜寝る時もひとりぼっちで…

 

言うことを聞かないからと強制訓練をさせられ、その一方で可愛がっているつもりの飼い主にベタベタ触られて何かと声をかけられる。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

日本の犬は分離ストレスになる条件がそろいすぎてます。

 

もともと分離不安の傾向がある犬に、少しでも飼い主と離れている間穏やかに過ごしてもらうためにも、
とにもかくにも毎日の落ち着いた規則正しい生活をすることです。

 

そして、愛犬をまったり犬にしてあげましょう。

 

ストレスなく落ち着いた生活をしているまったり犬は、少しくらい飼い主と離れてたって平気なんです。

【まったり犬について詳しくはコチラ】
まったり犬ってどんな犬?「飼い主がいなくても平気で1日寝ています」

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

出かける時も「あ、お出かけ?いってらしゃ~い」ってベッドの上から顔だけ向けて見送るような感じだし、
なんなら帰宅した時の出迎えとかなかったりしますからね。

 

気が向くと直前まで寝てたことバレバレの顔でお出迎えしてくれることはあるけど、
尻尾ブンブンで大興奮しながら飛びついてくるってこともなく、
数回撫でただけ(それも撫でさせてやった的な顔で)満足してどっか行っちゃうし。

 

こっちが着替えたり荷物おいたりして、「ふー」って一息つくと、
見計らったように膝にのってきて「撫でろ」って要求したり。

 

そばに寄り添って膝に顎をのっけたりってことはしてくれます。

 

そういうのは少し寂しい気もしますけど…

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

いやいや、あなたがいない間、愛犬がずーーーーーっと泣きながら待っているのと、
昼寝でもしながらのんびり待ってるの、どっちがいいですか?

 

まったり犬は昼寝してるだけなので、物を破壊したり下痢することもありません。

 

飼い主に依存しているわけでもないので、ずーーーーーっと見つめてきたり、
あとをくっついてくることもありません。

 

お気に入りの場所で日向ぼっこしてゴロゴロしてるだけです。

 

 

人間と暮らしている以上、犬にとって「飼い主と離れる」ことは避けては通れないことです。

 

本能的に、飼い主と離れてひとりぼっちになるということは、
犬にとってとても不安なことなんです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

なのでその時間を、「まあ寝て待つかあ」くらいの気持ちで過ごせるようになれば、
犬も毎日楽に過ごせるようになるんです。

 

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