表情を見て犬の気持ちを読み取ろう!のんちゃんのサンプル写真で解説




カーミングシグナル

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愛犬と意思疎通できるようになり、
会話が出来るようになるには、以下のような手順を踏む必要があります。

 

  1. 『犬の言葉』であるカーミングシグナル・ボディシグナルについて学ぶ。
    》「カーミングシグナル」飼い主なら知っておきたい『犬の言葉』の正しい知識
  2. 犬がどのようなシグナル、表情をしている時にどのような気持ちでいるのかを観察し、読み取れるようになる。
  3. 犬の気持ちを理解するということについて理解する。
    》「犬の気持ち」を理解するってどういうこと?理解するにはどうすればいい?
  4. 犬の気持ちがわかるようになったら、それを聞き入れ配慮してあげる。
    》「犬の気持ち」が理解出来たら!その次にやるべきとっても重要なこと
  5. 自分自身が『犬の言葉』を正しく使えるよう、練習と実践あるのみ。
    》「練習」と「実践」あるのみ!犬との会話練習のコツ

 

第2回の今回は、犬の表情から気持ちを読み取れるようになる練習
についてお話します。

 

 

愛犬の表情から気持ちを読み取るっていうのはわかるんだけど、
どうもどんな表情をしてたらどんな気持ちなのか
イマイチわからないんですよねえ。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そういう飼い主さん多いですね。
でも練習して慣れれば簡単ですよ。

 

犬の気持ちを理解する第一歩として、
カーミングシグナルの種類にどんなものがあるか勉強したら、
次は犬の表情やシグナルから気持ちを読み取れるようになることが重要です。

 

人間同士だと、相手の顔を見ただけで、言葉が通じなくても
怒っているのか、悲しんでいるのか、喜んでいるのかは
だいたいわかるんですけど。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

犬の場合も同様で、表情を見てぱっと直感的に判断します。

 

…が、間違った情報が氾濫していたり(ストレススマイルを「喜んでいる」と解釈してたりなど)、
飼い主の思い込みによってその時の犬の気持ちが全く違うように感じてしまうことも
少なくありません。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

何よりみなさん口をそろえて「犬の表情の変化がわからない」って言うんです。

 

犬の表情から気持ちを読み取るのは、本来とっても簡単なはずなんです。

 

でも、おかしな思い込みがガセ情報によって目が曇ってしまっているなら、
練習が必要になります。

 

 

口元や目元に力が入っているか、耳は立っているか寝ているか、
鼻に皺が寄っているか、目は細くなっていないかなど、
細かい部分を見ていればきりがありません。

 

 

そこで今回は、のんちゃんの表情の変化を例に、
犬の表情とその時の犬がだいたいどんな気持ちなのかをお話していきます!

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

愛犬の表情の変化がいまいちわからない、
表情から気持ちを理解するのが難しいって思ってる飼い主さん、
ぜひ読んでみて下さいね。

 

 

「表情」と「気持ち」の変化

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

犬の「表情」と「気持ち」の変化を、
のんちゃんの表情を撮った写真をもとに解説していきます。

 

  • ニュートラルな表情
  • 嫌なことがあった時の表情
  • 緊張している時の表情
  • 怒っている時の表情
  • 悲しい時の表情
  • 「リラックススマイル」と「ストレススマイル」の違い

 

ニュートラルな表情

まずは、特に緊張したり、感情に揺れがない時の
ニュートラルな表情です。

基本の表情ですね。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

人間でいう「真顔」です。

 

顔全体が緩んでいてリラックスした状態で、
目元、口元、耳にも余計な力が入っていません。

 

ベッドでリラックスしている時にわたしがカメラを向けたので、
「なに?」という感じで耳をこちらに向けていますが、
緊張もしていない状態です。

 

 

ストレスレベルが高く常に緊張していたり興奮している状態だと、
なかなかこのニュートラルな表情が見られないことがありますが、
寝起きなどにこういう表情をすることがあります。

その時の表情をよく覚えておいて、
それを基準にしましょう。

 

嫌なことがあった時の表情

次に、嫌なことがあった時の表情です。

 

 

耳に力が入ってやや後ろに倒れ、目元にも力が入って目は細くなり(カーミングシグナル)、
写真では見えにくいですが口の端にも力が入ってギュッと口を結んでいる状態です。

 

目を細めるだけでなく閉じたりすることもあるし、
嫌な対象物から顔を背けたり、背中を向けたりなどの
カーミングシグナルを出す時もあります。

 

 

仲の良い飼い主さん同士が愛犬を連れてお出かけし、
犬を横並びにさせて撮った写真などに、
こんな表情の犬が写っていることが多いです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

この場合は、相手の犬との距離が近すぎて
パーソナルスペースが確保できていないことが原因です。

 

ストレスがかかっている状態ですので、
愛犬がこんな表情をしていたら
すぐに嫌な対象物から引き離してあげましょう。

 

緊張している時の表情

次に、緊張している時の表情です。

 

 

耳に力が入り後ろに倒れ、目元にも力が入り、白目が見えています。

 

白目が見えるというのは強いストレスサインです。

 

また、口を大きく開けてハッハッ荒い息を繰り返したり(パンティング)、
欠伸をしたりのカーミングシグナルを出すこともあります。

 

 

これは病院の待合室にいる時の表情です。
のんちゃん、病院嫌いなので緊張してます。

 

横から見るとわかるように、
口の端に力が入ってキュッと口角が持ち上がっています。

 

 

シャンプー時の緊張の変化を、写真で見てみましょう。

 

まずは、シャンプーの準備を終えて迎えに行った時の表情。

耳はこちらに向けて動向を探りつつも、
顔を背けじっとフリーズ(カーミングシグナル)、
白目が出てやや緊張しているのがわかります。
口元にも力が入ってますね。

 

そして、いよいよシャンプーするぞ!って時の写真。

 

目も細めて耳も倒れ、顔全体に力が入って緊張しています。
口は大きく開けてパンティングしています。

笑っていると勘違いされやすい「ストレススマイル」の表情です。

 

シャワーをかけられた時の写真。

目にも口にもぎゅっと力が入って、
耳も横向きになり、強く緊張しています。

 

タオルでの乾拭きが終わった後の写真。

まだ全体的に緊張していますが、
シャンプー中に比べるとだいぶ顔全体の力が抜けて来ました。

 

ドライヤー後の写真。

まだ多少緊張していますが、だいぶ穏やかになっています。

 

シャンプーの時の写真と比べると、目元、口元の力の入り具合の違うがよくわかりますね。

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

白目が出ていて上目遣いだったり、耳が倒れていたり、
口をギュッと結んでいるというのは、
緊張している時の表情の特徴です。

 

さらに、怖がっている時は耳をさらに後ろに倒してギュッと口を結び、フリーズします。

 

少し姿勢を低くしたり、尻尾を股に巻き込むなどの行動も見られますね。

 

怒っている時の表情

のんちゃんの写真で起こっている時の表情というのがなかったんですが。

 

妹に聞いたら、ちょうど怒ってるのんちゃんの写真がありました。

髭を触られてお怒りののんちゃんの写真だそう。
なにやっとんねん、と背中蹴飛ばしておきました。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

怒ってる犬の表情っていうのは、
とってもわかりやすいですよね。

 

顔全体に力が入って緊張し、耳はグイっと後ろに倒れて、
目は三角に釣り上がり、歯茎と牙が見えて鼻には皺が寄っています。

 

これは怒っているわけではないけど、
怒った表情に近いものです。

 

「今、自分は怒ってるんだぞ!」「それ以上やると噛むぞ!」
という、とってもわかりやすい合図でもあります。

 

 

でも中には、犬が「それ以上やるな!」って怒ってても、
面白がってたり、あるいは犬の言うことを聞いてはいけないなんて説を鵜呑みにして、
怒っている犬をさらに怒らせるようなことをする人もいます。

 

犬が怒っていたら、すぐさま犬が怒る対象の行動を
やめてあげるべきです。

 

 

執拗に触ったり、足を拭いたり、ブラッシングしたり、
食事中に手を出す、寝ているとこを起こす、犬のおもちゃやガムを取り上げる
などというのは、飼い主さんがやりがちな犬を怒らせる行為です。

 

今一度、自分が犬を怒らせるような行動をしていないな
チェックしてみましょう。

 

悲しい時の表情

次に悲しい時の表情です。

 

悲しい時というか、辛い時、お腹が痛かったりなど
体調が悪い時にする表情です。

 

下痢、嘔吐、食欲元気ないと、
体調不良のオンパレードだった時ののんちゃん。

ちょっと元気になってきてる時ではありますが、
眉のあたりが下がり気味になって、顔全体にちょっと力が入っています。

 

目を細めたり、口を軽く開けてパンティングしたりすることもあります。

 

痛い場所をかばうように、背中を丸めて歩いたり、
尻尾を股に巻き込んだりすることもあるので、
総合的に見て判断しましょう。

 

「リラックススマイル」と「ストレススマイル」の違い

最後に、飼い主さんから最もわかりにくいと言われることが多い、
「犬が本当にリラックスしている時の笑顔(リラックススマイル)」と、
「笑顔に見えるけれど本当はストレスがかかっている時の表情(ストレススマイル)」の違いについてです。

 

わたしが見てきた限り、ブログやSNSで飼い主さんが
「愛犬の笑顔」として載せている写真のほぼほぼ100%が
「ストレススマイル」です。

 

飼い主さんが笑顔って思ってる顔のほとんどが、
ストレスを感じてる顔ってことですか?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そういうことです。
なので、区別がつくようになるのはとっても大事なことですよ。

 

まずは「リラックススマイル」から見ていきましょう。

 

いつも遊びに行く場所で、日陰でまったりリラックス中ののんちゃん。

顔全体に余計な力が入っておらず、口元、目元ともに緩んでいます。

 

耳に若干力が入って横を向いてますが、
色んな音がする自然の中にいる時は気になる音がすると
そちらに耳を向けるので、
緊張していたり怖がっている時のように
極端に後ろに倒れることはありません。

 

横顔を見ても、先ほどの病院で緊張している時の写真とは大違いです。

 

口元もゆったりリラックスして自然な状態で口角が上がり、自然と笑顔の形になっています。

 

目も細くなってはいますが、嫌なことがあった時のように
ギュッと力が入って細くなっているわけではなく、
ゆったりしています。

 

 

次に、「ストレススマイル」を見てみましょう。

 

暑い時期の散歩で若干のストレスがかかっているのんちゃんです。

リラックススマイルと全然違うのがわかりますよね。

 

顔全体に力が入って、耳はぎゅっと横向きになり、
口元に力が入って口角が上がっています。

 

確かにぱっと見、笑顔に見えますが、
よく観察すれば目が細くなっているもしくは閉じている、
口角が上がりパンティングしているなど、
緊張していたり嫌がっていたりする時の表情と
共通する部分があります。

 

何より、リラックススマイルと比べて、
顔全体に力の入り具合が全然違います。

 

 

それから、ストレスがかかっている時の犬の顔って、細長くなるんです。

 

対して、リラックスしている時の顔は丸っこくなります。

 

この2枚、同じような角度から撮ったんですけど、
上の写真は顔が丸っこくて、
下の写真のほうは細長く見えないですか?

緊張したりストレスがかかると、
顔に力が入るので、顔が細く見えるんです。

 

常にストレスレベルが高く、緊張したり興奮している犬は、
顔が常に細長く見えます。

 

だんだんとストレスレベルが下がって来ると、
体重が増えたわけでもないのに顔が丸っこくなるっていうのは
よくあることなんですよ。

 

つまり、「リラックススマイル」と「ストレススマイル」の見分け方は、
顔の力の入り具合ってことですね。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

コツさえわかれば簡単ですよ。

 

耳が極端に後ろの倒れていたり、口元、目元に力が入り、
口角がギュッと吊り上がっていたり、
目が細くなっていたりする場合はストレススマイルです。

顔が細く見えるというのも特徴の一つです。

 

リラックススマイルの時は、顔全体に力が入っておらず、
目元も口元も緩んでいて、口角は自然な形で上がり、
自然な笑顔になっています。

顔が丸っこく見えるのが特徴ですね。

 

暑い、走りすぎて興奮している、犬がたくさんいる場所にいる(ドッグランやドッグカフェなど)、
人間の歩く速さに合わせて歩かされている(犬連れのおでかけ)、人混みの中を歩いているなど、
どう考えても犬にストレスがかかる状況ではストレススマイルしか見せません。

 

なのに、そういう状況で撮ったストレススマイルを
「愛犬ちゃんも喜んでいます!めっちゃ笑顔です!」などとブログやSNSに
載せる飼い主さんが後を絶たないことが残念です。

 

 

はじめは難しいかもしれませんが、状況と合わせて考えれば、
犬の笑顔に見える表情がリラックススマイルなのかストレススマイルなのかは
すぐに判別できるようになります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

「犬も楽しんでいるだろう」という思い込みや、
そうであって欲しいという願望はなしにして、
よく観察してあげて下さいね。

 

 

練習あるのみ!

  • ニュートラルな表情
  • 嫌なことがあった時の表情
  • 緊張している時の表情
  • 怒っている時の表情
  • 悲しい時の表情
  • 「リラックススマイル」と「ストレススマイル」の違い

 

以上、6つの表情の特徴と判断基準について
お話してきました!

 

いかがでしたでしょうか。

 

少しは参考になれば嬉しいです。

 

 

犬の表情の変化から気持ちを読み取るというのははじめのうちは難しいですけど、
慣れてしまえば簡単に判断できるようになります。

 

もともと人間は相手の表情から気持ちを汲むのに長けていますし、
「空気を読む」のが得意な日本人はさらにそれが上手なのです。

 

犬相手になると、さきほども言ったように思い込みや、
こうであってほしいという願望から、
犬の気持ちを読み取る目が曇りがちになってしまうこともあります。

 

なので、その時の状況と合わせて、犬の表情から純粋に
「今、愛犬はどんな気持ちなのか」と色眼鏡なしで読み取れるようになりましょう。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そのためには、練習あるのみです!

 

自分の愛犬だけでなく、道ですれ違うよその犬の表情や、
ネットで犬の写真を見て表情を観察してみるだけでも勉強になりますよ。

 

顔全体を見て、次に目元、口元、耳にどんな力が入っているのかを見ます。

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

愛犬の表情から気持ちが読み取れるようになると、
犬との会話がぐっと楽になりますよ!

 

次回は、犬の気持ちを理解するという
正しい意味についてお話します!
》「犬の気持ち」を理解するってどういうこと?理解するにはどうすればいい?

▼最後まで読んで下さりありがとうございます(*^-^*)
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