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今回は、「出来るだけ」とか「出来る限り」の誤解についてお話します。
わたしはよく、ブログでも、ご相談いただいた飼い主さんとやり取りする時も、
「出来るだけ」「出来る限り」って言葉を使います。
これは言葉通り、犬になるべく快適に暮らしてもらうために、出来るだけのことを出来る限りの努力をして行う、って意味です。
犬のストレスについて言うなら、ストレス度が高くて些細な物音や動きにも過剰反応したり、
興奮して走り回ったり、度が過ぎて噛みつきが出たり、物を破壊したりというような行動が見られる場合、
その行動そのものを直そうとしても根本的解決にはなりません。
また、別の形で問題行動が出て来るだけです。
そうではなく、原因となるストレスを一つ一つ、出来る限り減らしていき、余裕を持たせてあげて、
その上でどうしても回避できないストレスに対処できるようにしてあげること、
出来る限りのストレスマネジメントを出来るだけやってもらわないといけません。

ところがですね、この「出来る限りのストレスマネジメントを出来るだけやる」っていうのを、
誤解してるっていうか、自分のいいように解釈しちゃってる人が多いんですよね。
そこで今回は、「出来るだけ」「出来る限り」のことを犬のためにやるっていうのはどういうことか、お話します。
自分が出来る限りのことを出来るだけやっているか、読みながらぜひ自己採点してみて下さい。
「出来る限り」は文字通りの意味
「出来る限り」「出来るだけ」っていうのは、もう一度言いますが文字通りの意味です。
出来る限りのことを出来るだけ、つまり、一見出来そうにないことも努力や工夫をこらして実行する、ってことです。
でも、この努力や工夫をしないで「出来るだけやった」って思ってる飼い主さんが多いんです。

あれですね。だいぶ前に流行った「行けたら行く」的なニュアンスで受け取ってる人が多いんです。
努力や工夫をしないで、今の自分の生活サイクルではここまでしか出来ないと諦めてやらないのでは、
犬のストレスは減らないし、問題行動だって改善しません。
出来そうにないことでも、知恵を絞って工夫をこらし努力すれば、出来ることも多いんです。
工夫をこらす努力すべし
例えば、散歩時間や内容が十分でなかったとします。
当たり前だけどわたしは「散歩の時間と回数を増やし、内容も充実させて下さい」
と飼い主さんにお願いします。
でも、飼い主さんはフルタイムで働いてて、出勤前や帰宅後の散歩は難しいと言います。
では、出勤前や帰宅後に何をしているのかと聞くと、寝られるだけ寝ていたり、見るともなしにテレビを見ていた李、
ということが案外多いんです。
だったら、朝頑張って少し早く起きるとか、そのために夜は早く寝るとか、テレビ見てる時間を散歩に費やすとか、
出来る限りの工夫を出来るだけするってもんじゃないでしょうか。
犬にとって散歩は食事と並ぶといってもいいくらい大事なものだし、問題行動やストレスの観点からいっても散歩は重要です。
その大事な散歩時間を確保するために、少し早く帰宅したり、朝早く起きられるようにするっていうのは、
飼い主が当たり前にしなきゃいけないことです。
近所にいい散歩場所がないという場合、車や自転車で移動して適した条件の場所で散歩させるようにしましょう。
乗り物が苦手だという場合は、少しずつ慣らしてあげます。
子どもがいて家の中が騒々しいというケースも、子どもを家から追い出すことはできませんが、
子どもとじっくり話して犬の前では静かにするようにしてもらうことは出来ます。
家に子どもがいる場合、まずは親が犬との正しい接し方をして、それを教えてあげないといけません。
子どもの情操教育に犬を飼って、犬に任せっぱなしっていうのは情操教育もへったくれもありません。
【犬による情操教育の大前提】
「情操教育のために犬を飼う」は大人の正しい知識が大前提
そして、飼い主さんが渋ることが多いのがサークルからの完全解放です。
サークル閉じ込め飼いをしている、家に人がいる時は室内フリーだけど留守番の時はサークルに入れるなど、
サークルを使用しているという場合、まずはサークルを撤去してもらうようお願いします。
すると、いたずらするから心配だの、留守番中に誤食をしないか心配だの、言い訳のパターンは数多くあるけど
多くの飼い主さんは渋ります。
いたずらや誤食っていうのは、部屋の中を徹底的に片づけて、犬が興味を持ちそうなものやかじりそうなものは
全て見えないところにしまいさえすれば解決することです。

と言うと、片づけるのが大変だから無理だと、やりもしないのにいう輩もいます。
まずはリビングだけでいいから片付けて、犬をフリーにできるようにして下さい。
他の部屋も少しずつ片づけて出来る限り完全室内フリーにして下さい。
(副音声:片づけ無理とかどんだけ汚い家やねん、いいから口動かす前に手動かせや)
はじめはサークルから解放された喜びで興奮することが続くだろうけど、室内フリーと充実した散歩をしてれば、
1週間もたてば自分で決めたお気に入りの場所で寝ているようになります。
落ち着いてくればいたずらや誤食もしなくなるので、部屋があるていど片付いてれば問題ありません。
【サークル閉じ込め飼いは犬のため?】
犬をサークルやケージに入れて飼うのは本当に犬のためになっているのか
いきなり全て変えるのは出来なくても、少しずつ変えていけばやって出来ないことっていうのはほとんどないんです。
出来ないとはじめから決めてかかったり、出来ないからいいやと諦めるのではなく、頭を使ってみることが大事です。
「我慢する」「耐える」は違う
犬のためにあれをやったりこれを変えたり、自分の生活を変えることを「我慢する」とか「耐える」と感じる人もいるようです。
今までご相談いただいた方の中にも何人か、だんだんと犬に自分の生活を合わせることが苦痛になって、
気づいたら音信不通になってる人もいました。

「自分の時間がなくなる」とか言う人もいるけど、そんなこと言う人、おかしいですよね。
【詳しくはコチラ】
「犬を飼ったら自分の時間がなくなって辛い」って言う人はおかしい
まったり犬育では、犬が幸せになれば人も幸せになるという考えです。
大変だとか、犬に尽くしているなんてことは思いません。
家族・仲間として、相手が出来る限り快適に過ごせるよ出来るだけのことをしてあげるという、
当たり前のことをしているだけなんです。
わたしは犬を飼ってから、友人との飲み会も途中で帰って来ることが多いし、
映画を観に一人で出かけるのも終わったらすぐ帰って来ます。
どうしても留守番時間がオーバーしそうな時は家族に犬たちのご飯やらを頼むこともあります。
遠出や泊りがけで出かけることもありません。

でもそれは犬のためにやりたいことを我慢してるわけではないんです。
犬の問題行動がなおったらもとの生活に戻してもいいかと聞かれることもあるけど、それも違います。
ストレスマネジメントっていうのは犬の生涯を通じて、犬が生きている限り続けないといけないことです。
【詳しくはコチラ】
「Q.ストレスマネジメントはいつまで続ければいいですか?」「A.犬が生きてる限り続けて下さい」
もし、こういったことを我慢だとか耐えるだとか、苦痛だと感じてしまうようであれば、まったり犬育は向かないし、
そもそも犬を飼うべきではないとわたしは考えています。
「出来なければやらなくていい」ではない
「出来る限り」とか「出来るだけ」というのは、「出来なければやらなくていい」ってことではないんです。
出来なそうなことでも知恵を絞って工夫をこらして、出来る限りのことを出来るよう努力するということです。
それぞれの犬によって快適だと感じることは違うので、自分の愛犬がどうしてあげれば一番快適で、
ストレスなく暮らせるかという工夫が必要です。
そしてそういう工夫は、いつも愛犬と一緒にいて、一緒に暮らしている飼い主さんにしかできないことです。
うちの子はこれが出来ないとか、自分の状況ではここまでしかできないとか、なんでもかんでもやる前から決めてかかって
やろうともしないで諦めないことです。
ご相談して下さる方の中には、なぜか、わたしが一発で問題行動がよくなる魔法でも伝授してくれるかのように思ってて、
あれをやって下さいこれをやって下さいというと期待外れに感じる人もいます。
でもわたしはこれ以外のやり方を教えることはないし、それが出来ないのであればまったり犬育はあなたにはできません。
本当に幸せな犬と暮らすということは、人間にとっても幸せなことです。
犬のためにあれこれ考えてやることは、犬のためでもあるけど飼い主のためでもあります。
「出来るだけでいいんだ」と逃げ道を作らないで下さい。
本当の意味で「出来る限り」を「出来るだけ」実践して下さい。
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