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「犬の習性にかなった飼い方をしましょう」
最近ではどのしつけ本にも、犬の育て方サイトにもこう書かれていることが増えて来ました。
動物愛護法にもそう規定されてます。
でも、「犬の習性にかなった飼い方」ってなんでしょうか?
皆さん、正しく理解してますか?
トレーナーたちも、専門家たちもみんな同じこと言うんだけど、
どうもその理解のしかたがバラバラのようなんです。

なんでこうもバラバラなんでしょう?

みんながみんな、「犬の習性」ってやつを自分の立場にとって都合よく解釈してるからです。
犬はリーダーに従うものだから、主従関係をしっかり築いて犬のリーダーになりましょう、
っていうのは犬の習性を誤解してるっていうか、都合よく解釈したものの代表です。
そこで、わたしなりに「犬の習性」がどういうものか、客観的に考えてみました。
目次
犬の習性
わたしが今まで犬を見ていて感じた「犬の習性」はこんな感じ。
- 社会的接触を必要とする
- 運動を必要とする
- マーキング、吠えなどによってコミュニケーションをとる
- 穴を掘る
- 動くものを追いかける
- 泥んこになる
- その他、番外編
1、社会的接触を必要とする
犬は高度な社会性を持った動物なので、人や他の犬との社会的接触を必要とします。
毎日6時間以上、一人での長時間の留守番をさせられたり、家の中で家族のメンバーから引き離されて、
別の部屋やサークルに閉じ込められたり、外で繋ぎっぱなしにされたりすると、
この社会的接触を満たすことが出来なくなって、非常に強いストレスを感じるんです。
人間の子どもを閉じ込めっぱなしにしたり、繋いだりしたら虐待になりますよね。
大人だってどこかに閉じ込められると、例え短い間でも不安になります。
閉じ込めるという行為については監禁罪という立派な犯罪が成り立つものです。
逆にいつも犬を触ったり、声をかけたり、見つめたりという過剰な接触もストレスになります。
また、同じ犬同士の接触も欠かせません。
単頭飼いだとどうしても人間のみとしか接触する機会がないけど、
人間には人間の友達が必要なように犬には犬の付き合いが必要です。

というと、公園で追いかけっこのようなものを想像する人が多いけど、そうじゃありません。
通りすがりにサラッと簡単に挨拶するのや、においの交換、オシッコの臭い嗅ぎ、そんなのでもいいんです。
追いかけっこじゃなく、同じくらいの活動性を持った、穏やかでしつけのいい犬と、
適度な距離を保ちながら、一緒に散歩するっていうのもいいでしょう。
生後7、8ヶ月を過ぎたら、追いかけっこではなく、一緒に散歩する散歩仲間を作ってあげましょう。
2、運動を必要とする
ゆっくり歩く散歩とともに、時々自分のペースで少し速足で歩いたり、止まったり、
気になるものを観察したり、追いかけたりといった、変化に富んだ運動も必要です。
これはリードなしの自由運動をさせている時によく見られます。
犬にとって自由運動は必要不可欠なんですけど、日本ではあまり認知されてません。
一定のペースで長時間走る持久走よりも、ちょっと走っては休むといった走り方が好きな犬は多いです。

ジョギングに犬をつき合わせる飼い主がいるけど、他人のペースに合わせて走るっていうのは、
やってみるとわかるけどかなりのストレスです。
残念ながら運動というと自転車での引き運動や、単調なボール投げ、ボーダーコリーなどにはアジリティやディスクをさせることを
思い浮かべる人が多いけど、犬は勝手に走り回れる自由運動こそを必要としています。
走りたくないなら走らなくてもいいし、歩いたり、ゆっくり休んだりしてもいい。
こうやってノーリードで自由にしている時に犬同士交流させることで、
社会性を発達させることも出来ます。
のんちゃんはるーこが子犬の頃、広い公園でロングリードでつないで自由にしている状態で、少しずつ交流して慣れていきました。
犬同士のコミュニケーション手段であるカーミングシグナルも、ノーリードの時によく見られます。

ノーリードで自由にさせて下さいって言うとドッグランに連れてっちゃう人が多いけど、
日本の普通のドッグランのように狭くて犬がたくさんいるようなところは、かえってストレスになるのでやめた方がいいです。
マナーの悪い飼い主も多いし、興奮して噛みつく犬とかもいるので要注意です。
原っぱや山、河原などに行って、人や犬のいない場所で、ノーリードもしくは10mくらいのロングリードで自由運動をさせてあげましょう。
3、マーキング、吠えなどによってコミュニケーションをとる
犬はにおいによる情報交換を行いますが、その時に自分の尿や便を利用します。

排尿の時には片足を上げて行う犬が多いですが、これは雄犬のみが行う行為ではなく、
雌犬でも片足をあげてオシッコする犬は多いです。
これを、道路が汚れるからやめさせるようにという圧力もあります。
でも、外での排尿は犬の大事なコミュニケーション手段です。
自分の家を汚さないようにという習性にものっとっている行動で、室内でのトイレ失敗を防ぐことにもつながりまうs。
そこで、人には臭わず犬にだけにおいがわかればいいという妥協をすべきではないでしょうか。
排泄後には水をかけたあと、ペットシーツで吸収する、住宅地ではなく草地を散歩させるなどの工夫をしましょう。
住宅地では水をかけようがかけまいが、犬が排泄することを嫌がる人もいます。
そういう時は住宅地を出るまで犬を抱っこするか、直接車で移動するかしましょう。
逆に室内トイレは犬の習性を曲げることなだけに、教えようとするとそれなりの根気と時間が必要です。
子犬を飼って、まずトイレのしつけで挫折する人は多いです。
この室内トイレは、日本では広く当たり前のように行われているけど、ヨーロッパは排泄は外でするのが当たり前なので室内トイレの道具は売られていません。
犬にとっては屋外トイレが自然であるのは当たり前で、人の都合のみを押し付けるのではなく、
犬の都合も考えて妥協点を探っていきましょう。
同じように、吠えも犬ならではのコミュニケーション手段なので、
全面的に禁止すべきものではありません。
でも、些細な物音で吠えたり、いつまでも吠えたりするのは、ストレス行動のサインなので
原因を探り、ストレスを除去してあげましょう。

出来る限りストレスを取り除いた状態でも残った吠えは、犬のコミュニケーションの手段なので、
それまでやめさせようとする必要はありませんよ。
4、穴を掘る
これも習性によるものだけど、その理由については諸説あります。
わたしが子どものk路は、餌を隠して保存するためだと言われていました。
でもそれだけでなく、暑い時に涼むためだったり、ただの遊びとして穴を掘るのが好きな犬もいます。
庭があるなら、穴掘りできるスペースを作ってあげるといいです。
原っぱや山に行った時も、穴掘りさせてあげましょう。
るーこはミミズを探して永遠と穴掘りしてるし、のんちゃんも庭に出ると穴を掘って涼んでることがあります。
ただし、やたら意味もなく穴を掘るっていうのはストレス行動の一つです。
5、動くものを追いかける
犬には、動くものを追いかけるという本能があります。
これは遊びに取り入れてあげるといいです。
のんちゃんはタオルなんかでの引っ張りっこが好きだし、るーこもボール遊びが大好きです。
この時に注意するのが、1~2分遊んだら犬が完全にクールダウンするまで休憩して、それから再開する、
よくあるように、犬が手が付けられないくらいまで興奮させないことです。

長くても5~10分くらいで終わらせましょう。
また、室内はあくまで大人しくする場所なので、遊ぶ時は外にしましょう。
6、泥んこになる
転げまわって泥んこになるのは犬にとってとても気持ちいいことだと思うけど、
これを犬に許可してる飼い主さんって少ないですよね。

のんちゃんもるーこも山に行くのが好きなんだけど、行くと必ず泥んこになってます。
時々川に行く時は水遊びもしていいことになってるし、庭で穴を掘って転がるのもオーケーです。
帰ってからきれいにするのが大変だけど、濡らしたタオルでさっと拭くだけで、
あとは自然乾燥すれば泥も乾いて自然に落ちていきます。
その泥で床が汚れたら、床を掃除したほうが泥んこ犬をきれいにするよりずっと楽です。
毎日でなくても、たまにはやらせてあげると犬も喜びます。
その他、番外編
他にも、よりかかるのが好きっていうのがあります。
飼い主に全体重をかけて寄りかかってきたり、ソファのアームやクッションなんかに
寄りかかって寝るのが好きな犬は多いです。
よく、狭くて暗いところが好きって言われてるけど、家庭犬に限定して言えば、
広々した明るいところを好む犬が多いので一概にそうとは言えません。

どうもこれは犬をクレートに入れるために、人が誤解、もしくは都合よく解釈したものなんじゃないかって思います。
「犬の習性」正しく理解してる?
人間にとって都合が悪いからと切り捨てられてしまったり、人間の都合よく解釈されていたり、
誤解されている「犬の習性」は多いです。
「犬の習性にかなった飼い方」っていうのは、犬の習性を正しく理解しないことには実現しません。
自分の都合ばっかり考えないで、犬のことをもっとちゃんと考えてあげましょう。
あなたは、「犬の習性にのっとった」正しい飼い方、出来てますか?

「犬の習性」にのっとった飼い方っていうのは、「動物福祉」にも欠かせないものですよ。
【「動物福祉」について詳しくはコチラ】
「動物福祉」について学ぼう!基本の「5つの自由」について
【「犬の習性」についてもっと知る】
「犬の習性を利用したしつけ」を正しく理解しよう
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