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今回は、犬との「アイコンタクト」のお話。
ここ数日で犬のしつけ本をいくつか読んでみたんですが、必ずといっていいほど
「アイコンタクト」が登場します。
愛犬との意思疎通のためにはアイコンタクトをするのがいいそうです。
犬のしつけはアイコンタクトに始まり、アイコンタクトに終わる、なんて言ってる人もいるくらいですからね。
確かに目を見ると、それだけでこちらの意思を犬が理解いしてくれたように感じられます。
人間同士だと話を聞く時は相手の目を見ようとかいうので、人間はコミュニケーションにおいて
どうしても目を見ることを重要視しがちです。
でも、だからといって犬にもそれを求めるのは間違いです。

「目を見られる」っていうのは犬にとってはとっても負担なことなんですよ。
目を見る=攻撃の合図
犬にとって相手の目を見ることは「攻撃の合図」になります。
よく、犬同士が体を硬直させて見つめ合った後に、お互いに飛び掛かってケンカになるなんて場面を何度も見てきました。
わたしたち人間が、犬と意思疎通を図るために見つめているつもりが、犬にとっては
「あれ、もしかしてこれから飼い主に攻撃される…?」なんて恐怖を与えていることになりかねません。
飼い主に目を見られて、犬が顔を背けたり舌なめずりしたり、カーミングシグナルを出すのは当たり前のことなんですよね。

攻撃の合図を出している飼い主に「落ち着いて」って言ってるんです。
それを「こっちを見なさい」って言ったり、馬鹿にしていると思うのは大きな間違いです。
お散歩中にアイコンタクトは必要?
ペットショップで働いてた時、よくお客さんから相談を受けたのが、
「うちの子はお散歩中にアイコンタクトをしてくれない」
ってことでした。

でも、話を聞くと全く見ないわけではないらしいんです。
時々、チラッとは見るけど、それだけでは飼い主さんは不満なようで「常にこっちを見ていて欲しい」って言うんです。
スマホをいじりながら散歩する飼い主よりはよっぽどいいとは思うけど、それでもそれって
犬にとってすごく酷なことなんじゃないんでしょうか。
だって、「散歩中常にアイコンタクトをとれ」って言うのは、「前を見て歩くな」っていうのと同じことですよね。
犬だって前を見て歩けないと不安
学生の時に、とある先生がまさにこのアイコンタクトの悩みについて教えてくれたことがあります。
当時は2年生になったばかり、2年生といえば1年生の1年間でそれなりにトレーニングもできるようになり、
なんとなく「トレーナー気どり」になっている時期です。
同時に、犬の扱いがぞんざいになってくる時期でもあります。
犬は人とアイコンタクトをとるのが当たり前と思っているわたしたちに、先生は「それは違う」と言いました。
「なぜ違うのか教えてやろう」とある実験を行ったのです。
まず、2人でペアになり、犬役とハンドラー役を決めます。
犬役はハンドラー役と手をつなぎ、常ににハンドラーのほうを見ながら歩きます。
まずは障害物のない、いつも犬のトレーニングで使う広い教室を歩きました。
だいたいの犬は、ここでは大人しくアイコンタクトをとってくれるんです。
それと同じように、ほとんどの犬役がハンドラー役から目を逸らさないで歩けました。
問題は、外を歩いた時です。
学校の周りをぐるっと歩くコースだったんですが、これがとても難しいものでした。
いつも歩いている道のはずなのに「前を見られない」ってだけで、いつもは簡単によけられるくぼみや段差につまづきました。
交差点でも自分で安全を確かめられないので、車や自転車が来ていないかとても怖かったです。

この実験が終わった時、トレーナー気どりだったわたしたちは、今まで犬たちにどれだけ酷なことを強いてきたかに気づいたんです。
お散歩中にアイコンタクトは必要ない
ほとんどのトレーナーが、散歩中に愛犬とアイコンタクトをとることを飼い主に教えます。
飼い主をみていれば犬は拾い食いなど余計なことはしないし、よく見る「信頼し合っている犬と飼い主」のように見えて、飼い主も満足するんです。
でも、犬の散歩っていうのは犬のための散歩であって、犬が楽しんで満足できるものでなければいけません。
ずっと飼い主の目ばかり見て、においを嗅いだり好きなものを見られない散歩は、果たして犬にとって楽しくて満足できるものでしょうか。
飼い主のほうを見ていなくても、よく見れば耳が飼い主に向いている犬はよく見るし、犬は常に意識のどこかで飼い主を気にしています。
目を見ていなくても、犬や人に飛びついたり、拾い食いをしたりしないで呼べばこっちを向いてくれる程度でいいんじゃないでしょうか。
【犬のための散歩とは?】
犬の散歩とは「犬のための散歩」であるべき
目を見なくてもコミュニケーションはできる
犬のコミュニケーションはボディランゲージが大切です。
目の動きも重要な情報源になりますが、人間ほど重要視はされてません。
犬とのコミュニケーションの第一歩として、まずは犬の真似をしてみましょう。
目を見れば、だいたいの犬は顔を背けたり、舌をペロッとしたりします。
わかりにくいかもしれないけど、瞬きする犬もいます。
これらは全て犬のカーミングシグナルで、犬が相手と会話する方法です。
人間もそれを真似っこしてみましょう。
犬が顔を背けたら一緒に顔を背けて、舌を出したら同じようにペロッとして、瞬きをしたら瞬きを返してあげましょう。
のんちゃんはこの真似っこが大好きです。
何もない時に見つめて来るので、顔を背けると同じように顔を背けて、瞬きすると返してくれます。
同じように、わたしがのんちゃんの真似をするよとても嬉しそうにします。
るーこも真似っこ遊びが大好きです。
飼い主に真似してもらえることを犬は喜びます。
言語も習慣も何もかも違う生き物相手に、真似をしてもらえるということで理解してもらえたと思うのではないでしょうか。
信頼関係の構築にもつながるものです。
よその犬と目が合って、犬がなかなか目をそらさない時、こちらがまず目を背けてあげると、
犬に対して敵意がないことを教えてあげることができます。
現代の犬たちはボディランゲージを知らない子も多く、誤解が生まれることもあるので、
まずは飼い主がボディランゲージを使って犬と会話し、練習させてあげる必要があります。
もともとは犬の言語なので、だいたいの子はすぐ上手になります。
アイコンタクトに頼って犬に不快な思いをさせなくても、こちらが犬のボディランゲージをちょっと覚えてあげることで、
十分にコミュニケーションをとることができるようになります。
結論。
犬とのコミュニケーションにアイコンタクトは必要ありません。
ただ何か要求がある時は犬のほうから見つめてくることがありますね。
おやつよこせ~とかね。

ま、それとこれは別ということで…ね。
【犬との会話練習でやりがちな間違いはコチラ】
犬との会話練習でやりがちな間違いとは?失敗例の参考動画から学ぼう
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