いつも見て下さってありがとうございます!コメント、リツイート、応援クリックとっても励みになります♪嬉しいです(*^-^*)
初めての方はコチラ⇒このブログについて「登場人(犬)物紹介」
まったり犬育についてはコチラ⇒『まったり犬育』のススメ
ブログ村読者登録をしていただくと、
更新通知が届きます♪
よろしければぜひ登録お願いします!
↓ ↓ ↓
愛犬の引っ張りにお悩みの飼い主さんから、時々寄せられる質問。
まずですね。
この飼い主さんにもしっかりお話したんですけど、
わたしはイージーウォークハーネスとか、ジェントルリーダーとかを使って
引っ張りをなおすことをおすすめしてません。

そういう道具って、犬に優しいってイメージありますけど、違うんですか?

ヨーロッパでは非人道的だとして使用を禁止してる国もあるくらいですし、
第一、そういう「犬に優しい」道具っていうのはまず疑うべきです。
今回はそんな、「犬に優しい」と言われている道具の問題点についてお話します。
イージーウォークハーネスの問題点
イージーウォークハーネスっていうのは、アメリカのPetSafe(旧Premier)という会社の商品で、
犬の習性、本能を考えた作りで犬に優しいっていうのがウリの引っ張り防止グッズです。
リードをつける金具が犬の胸側にあって、犬が引っ張ると胴が締まる構造になっていて、
体が自然と横向きになるので引っ張れば引っ張るほど歩きにくく、
結果、犬が引っ張らなくなるってものです。

引っ張らなくなる、というよりは、正しくは引っ張れなくなる、という感じですね。
一見、犬には苦痛を与えていないので、優しいように見えます。
でも、この道具には大きな問題点があるんです。
のんちゃんに使った事例
何年か前、お散歩中の引っ張りが再発して暴れ馬状態だったのんちゃんに、
このイージーウォークハーネスを使ってみたことがあります。
目を血走らせて突き進むのんちゃん、ハーネスに体を締められ、横向きになってもかまわずに突進して行くんです。
なので、常に体が右側に傾いてしまってる状態でした。
その時はすでにハーネスとロングリードでお散歩してたので、
引っ張りが再発しても一からやり直すつもりでやればすぐになおったと思います。
でも当時、わたしが腱鞘炎で腕を痛めてたので、のんちゃんの馬鹿力に引きずられかねない状態でした。

そこで、コントロールにあまり力がいらなくて、犬にも負担がかからないっていうこのイージーウォークを使ったんだけど、これが大失敗でした…
確かに首輪をつけて今にも死にそうなくらいゼエゼエいってるよりは全然マシだし、
引っ張りが多少よくなったのも確かです。
でも、突進するたびに胴を締められて体が傾いてひどく不快そうだし、
のんちゃんも相当ストレスでイライラして、しょっちゅうリードを噛んでました。
脇の下がこすれて毛が薄くなっちゃったし、胸元も擦り剝けてしまって、
これ以来、普通のハーネスに戻して散歩するようになっても、体が右に傾くようになってしまったんです。
これはまずいと思って、腕を治してから散歩を一からやり直すと、
すぐに引っ張りはよくなりました。

道具なんかに頼らないで、いつも通りの散歩をすればよくなったのに、
のんちゃんには本当に可哀そうなことをしてしまったと思います。
「犬に優しい」はまず疑おう
ちまたには怪しげな情報があふれています。
飼い方に関する本や、ネットのしつけの情報には明らかに間違ってるものもたくさんあります。

また、間違ってるとはいえないけど、犬に優しいって言いながら全然優しくない、
犬を苦しめるものもたくさん存在するんです。

それを、トレーナーとか獣医とか専門家が「犬に優しい」としておすすめするんだから、
飼い主さんが信じてしまうのも無理はありませんよね。
さらに、犬に苦痛を与える道具を「犬に優しい」なんて売ってるんだから、これはもはや詐欺じゃないかと思うんです。
「たった2秒でおりこうさんになる」
「誰でもできる」
そんなことを言われると即効性を求める飼い主さんは飛びつきたくなるんだろうけど、ちょっと待ってください。

ほとほと困り果てている愛犬の問題行動が、たった2秒で、誰にでもなおせるわけがないんです。
なおるとすれば、それは道具を使ったその時だけです。
しかも、かなり強引なやり方をしているはずです。
冷静になって、「犬に優しい」はまず疑ってみるべきです。
例えどんなに偉いトレーナーや獣医がおすすめしてるのであっても、それが本当に正しいとは限らないんですよ。
「犬に優しい」を謳う団体でも犬に優しいとは限らない
わたしは学生時代、JAHAのしつけインストラクターの特別講座を受けた時に、
ジェントルリーダーをおすすめされたことがあります。
ジェントルリーダーは馬の口輪式の道具で、イージーウォークハーネスと同じ会社から、
同じ謳い文句で販売されている引っ張り防止の道具です。
マズルと頭部にかけて装着して、犬が前に出過ぎて力がかかると、
後頭部に後ろに引く力が加わって、顔が横に背けられて犬が引っ張らなくなる、というものです。
JAHAは罰を使わない、褒めてしつけるという方法をいち早く日本に導入した団体です。
チョークチェーンの使用やジャークは禁止されていたので、そういう団体がすすめる道具なら大丈夫だろうと思って、
実際に引っ張りのひどい犬に使ってみたことがあります。

そしたらまあ酷かったんですよね。
全然犬に優しくないっていうか。
JAHAのインストラクターがデモで見せてくれたのは、
ジェントルリーダーを使われ慣れている、デモンストレーション慣れした犬だったんでしょう。
でも、暴れ馬状態の犬に使ってみたら、顔が横に向いてねじれたまま突進して行くんです。

それを止めようとリードを固定すればするほど、犬を虐待してる気分になりました。
マズルも擦り剝けるし、このままじゃ頸椎を痛めるかもしれない。
そう思ってジェントルリーダーを使うことはやめました。
こんな風に、犬に優しいを掲げた団体やスクールでも、実際には犬に優しくないやり方や道具が使われていることはよくあるんです。
道具に頼らなくてもしつけは出来る
あとで調べてみてわかったんですけど。
ジェントルリーダーもイージーウォークも、どっちも犬に苦痛を与える非人道的な道具だとして、
ヨーロッパでは使用を禁止している国が多いんです。

「犬に優しい」と謳うものの大半には、何かしら裏があるっていうのがわたしの経験です。
安易に飛びついてしまうと、取り返しのつかないことになります。
そうならないためにも、まずは冷静になって、これは本当に犬に優しいものだろうか?
と考えてみることが大切です。

…で、このブログも「犬に優しい」を謳うわけですけど。

信じるか信じないかはあなた次第ってことですか。
まあこのブログは少なくとも、一般的に言われてる「犬に優しい」道具とか、しつけ方は否定しています。
もし、そういう「犬に優しい」道具に頼りたくなったら、あなたが犬と向き合うことを放棄してるってことです。
道具に頼らなくても、しつけは出来るし、犬との信頼関係も築けるんだってことを飼い主さんに知って欲しいです。
▼最後まで読んで下さりありがとうございます(*^-^*)
お帰りのついでにポチッと応援お願いします!
にほんブログ村
ブログ村読者登録をしていただくと、
更新通知が届きます♪
よろしければぜひ登録お願いします!
↓ ↓ ↓
▽SNSフォローよろしくお願いします!
Instagramではのんちゃんとるーこの日常の写真をアップしています↓
▽ココナラに出品中です!
最短1日!かわいい愛犬の顔だけイラスト描きます SNSやブログをやっている愛犬家のあなたへ
コメント