「パピーライセンス」子犬の飼い主なら知っておきたい子犬の特権




子犬育て

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子犬の特権「パピーライセンス」についてご存知ですか?

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

子犬の飼い主さんなら絶対に知っておかなければいけないことの一つです。

 

子犬に限らず、哺乳類の赤ちゃんは、生まれてからのある一定期間、
何をしても大人から厳しく叱られないという特権を持っています。

 

子犬の場合は、これが「パピーライセンス」です。

 

この特権を無視して、子犬がパピーライセンス所持期間にも関わらず厳しく叱っていると、
のちのちの問題行動に繋がってしまうこともあります。

 

今までサラッと説明してきたことはあったけど、しっかりお話したことがなかったので、改めてご紹介します。

 

子犬の飼い主さんはぜひ読んでみて下さいね。

 

 

パピーライセンスとは

生後4ヶ月くらいまでの子犬は何をしても大人の犬に叱られない特権を持っており、
それをパピーライセンスと言います。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

子犬に限らず、哺乳類の赤ちゃんは本来みんな持っているものです。

 

所持している期間は動物の種類によって異なります。
子犬は4ヶ月くらいだけど、チンパンジーやゴリラは数年間所持しているそうです。

 

なぜなら、生まれてからこれくらいまでの期間は、全面的に愛情を受けて育つ必要があるからです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

この期間にひどい扱いを受けることなく、どれだけ愛情を受けられるかで、
その子の一生が左右されるといっても過言ではありません。

 

必要以上の干渉を受けることなく、ある程度自分の自由に動けて、
危ない時は親や周りの大人が守ってくれる。

 

叱るのではなく、教えてくれる。

 

それが生き物にとって本来あるべき乳児期の姿なんです。

 

以前、実家で飼っていた雌犬が子犬を産んだ時も、近所の雌犬が子犬を産んだ時も、
子犬がある程度大きくなるまで何をしても叱ることがありませんでした。

 

そのかわり、当時はそうとわからなかったけど、カーミングシグナルを出していました。

 

耳や尻尾にじゃれついて噛んでくる子犬に対して、体を固くしてじっとフリーズし、
顔を背けたり尻尾を隠したり、それでも子犬がわからないと立ち上がって移動したり。

 

そういった行動で子犬に「やめなさい」って教えていました。

 

子犬同士が遊んでいてヒートアップし、どちらかが悲鳴を上げるような場面には、
すっと子犬の間に割って入ってやめさせていました。

 

くわえてはいけないものを口にした場合は取り上げるのではなく、
何か別のものに興味を向けさせて、子犬が自分から口から出すように仕向けたり。

 

最低でも生後4ヶ月になるまでは絶対に叱ってなかったと思います。

 

 

子犬から特権を取り上げる飼い主

ところが人間に飼われている子犬は、強制的にパピーライセンスをはく奪されてしまうことがほとんどです。

 

生後2ヶ月足らずで親元から引き離されて本来受けるべき愛情を受けられず、子犬市場やペットショップでひどい扱いを受けて、
飼い主にところに行ってもサークルに隔離されて、夜泣きしたり甘噛みしたり、子犬として当然のことをしただけで叱られてしまいます。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

怒りの感情は子犬に否定感情を植え付けてしまい、情緒不安定にします。

 

人間の子どもが初めて自己否定を感じるのは、親や身近な人間が怒っているのを見た時だといいます。

 

怒っている人を見た時、子どもは自分自身が見捨てられるのではないか、愛してもらえないのではないかと感じ、とても動揺してしまうんです。

 

犬に自己意識があるかは定かにはなっていませんけど、怒っている相手からは少なくとも愛情を感じることはないでしょう。

 

「そんな悪いことするあなたは嫌いよ!」というネガティブなメッセージは、確実に犬に伝わります。

 

飼い主は「あなたのために怒っているのよ!」と思っているかもしれないけど、
そういった人間のややこしい感情が犬に伝わるとは思えません。

 

そう考えると、子犬を叱るというのはもはや「罰」でしかないということです。

 

 

「犬の習性」を叱ってない?

ところで飼い主さんがどんな時に子犬を叱りたくなるかっていうと、植木鉢やソファをかじったり、
壁紙を剥がしたり、絨毯の上でオシッコしたり、飼い主さんのズボンのすそにじゃれついたりした時という回答が多いです。

 

つまり、犬の習性による行動をした時なんです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

習性=本能によるものなんだから、叱っても意味ないんですよね。

 

なので、子犬をいちいち叱ってやめさせようとすると、ほとんど1日中叱ってないといけないことになります。

 

逆に、褒める場面ってほとんどないです。

 

犬についてよく勉強して、犬の習性や本能からくる行動には理解を示し、叱ってやめさせようとするんじゃなく、
それをやっていいところまで誘導して満足するまでやらせてあげることです。

 

犬のお母さんのように、過干渉しないでそばで見守り、危ない時だけ守ってあげるのが飼い主の役目です。

【犬の習性を利用したしつけについて詳しくはコチラ】
「犬の習性を利用したしつけ」を正しく理解しよう

 

 

最後に

これから子犬を飼おうというあなた。

 

子犬はパピーライセンスというとっても大事なものを持っていることを忘れないで下さい。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

無意識にそれを取り上げてしまうなんてことがないようにお願いします。

 

自分とは異なる動物の赤ちゃんを育てるのだから、その動物について勉強し、
そのお母さんがどうやって子どもを育てるかを知っておく必要があります。

 

人間と違って、多くの動物のお母さんは、感情的に子どもを叱ったり、うるさく叱ったりすることはありません。

 

本来怒られたり叱られたりしないはずの赤ちゃんに対し、怒ったり叱ったりしちゃいけないのです。

 

というか、そもそも、犬を叱る必要はないんだということを、何度も言ってますけどもう一度ここに言っておきます。

 

叱るのではなく、教えてあげるを意識して下さい。

 

【犬を叱らないということについて詳しくはコチラ】
犬を叱る3つのデメリット!「叱ってやめさせる」という考えをやめてみよう

 

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