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今回は子犬のストレスについてお話します。
成犬がストレスを感じているっていうのは納得してくれる人が多いんですけど、
子犬がストレスを感じているってことはなかなか納得してくれない、
認めてくれない飼い主さんが多いんですよね。

なぜかっていうと、子犬のストレス行動っていうのは、飼い主さんが「可愛い」だとか、「楽しそう」だって勘違いしやすいものなんです。
興奮してあちこち走り回ったり、横っ飛びに移動したり、おもちゃをくわえて振り回したりって行動は、
確かに一見すると子犬が楽しそうにはしゃいで遊んでいる可愛らしい姿に見えます。
でも、子犬のこういった行動を「子犬らしい」って思ってる人が多いけど、
成犬と同じで子犬のこういう行動も立派なストレス行動なんです。
サークルから出すと興奮していつまでも走り回ってるっていうのは、わたしからすれば
とってもわかりやすいストレス行動だけど、多くの飼い主さんはそう思ってません。

「可愛い」「楽しそう」「子犬らしい」って勘違いして、微笑ましく見守ってしまってるんですね。

この時点でストレス行動だって気づいて、子犬の内に対策してストレスのない生活をして大人になれば、
とても落ち着いた成犬になるのに。
子犬のうちは「可愛い」「楽しそう」で済んでいたことが、大きくなるにつれてだんだんと悪化して、
可愛いや楽しそうでは済まない問題行動になってしまうっていうのはよくあることです。
そこで今回は、飼い主さんが「可愛い」「楽しそう」「子犬らしい」と勘違いしがちな子犬のストレス行動について、
動画を参考にしながら詳しくお話します!
勘違いされがちな子犬の「ストレス行動」
トイプードルの子犬を撮影した動画をもとに、子犬のストレス行動についてお話します。
この動画のプードルちゃんは、家にお迎えしてから1週間サークルに閉じ込められていて、
初めて室内に出たところを撮影したんだそうです。
ストレスシグナルがばんばん出てるので、シグナルがよくわかる日知のは
見ててけっこう辛いので観覧注意な動画なのでご注意下さい。

シグナルを出しているのが生後間もない子犬であることも相まって、
わたしも見ている時けっこう辛かったです。
それを踏まえたうえで、動画を見ながら解説していきます。
まず、動画が始まって0:06くらいに、
子犬の表情がはっきりわかるショットがあります。
子犬なのに口をギュッと結んで悲しそうな表情をしています。
0:27くらいからしばらくの間、子犬が首のあたりをしきりに掻いている様子が続くけど、
体を掻くというのはストレス行動です。

首輪がうっとうしい上に、顔のすぐ近くで鈴まで鳴って、
子犬にとってみればうるさいことこの上ないんだろうと思います。
犬も猫も、首輪やスカーフ、バンダナのようなものを首につけっぱなしにしておくのはストレスになります。
その上、音が鳴るものまでつけるのは、犬猫にとっては拷問です。

自分では外せないし、耳のすぐ近くにうるさい音を立てるものをつけられたら
人間だってうるさくてたまらないですよね。
飼い主さんは「リラックスしてます」って言ってるけど、どこがだ、って突っ込みたくなります。
1分を過ぎたあたりから子犬は走り始めますが、成犬が意味もなく興奮して走り始めるのと同じでストレス行動です。
でも多くの人が、これが子犬のあるべき姿だって思ってます。
子犬を迎えてすぐに外の安全な草地を探検させてあげて、室内フリーにしてストレスをかけないでおけば、
室内では満足して寝ているようになるのでこんな風に走り回ることもないんです。

のんちゃんは家に来て3日くらいはサークルに入ってたことがあるけど、サークルいらなくね?
って気づいて室内フリーにし、早い段階で外に出して遊ばせてたので、子犬の時に室内でこんな風に走ったことってあまりありません。
るーこもサークルに入ってたのはご飯の時くらいで、翌日には外で遊んでたので、室内ではあまり走らない子でした。
寝てるのんちゃんを踏んで喧嘩になってギャンギャン言ってたことはあるけど。
1:15で後ろ足で立ち上がってますが、これは柵で行ける場所を制限してるからです。
後ろ足で立つのは習慣化しやすくて、特に視界が低い小型犬は、こうやって策やバリケードを作られて
行ける場所を制限されてしまうと、行けない場所には何があるんだろうと気になってよくやるようになります。
本来、四つ足動物の犬にとって後ろ足だけで立つっていうのは足腰に負担がかかるのでよくないんです。

二足歩行するのが可愛いからって、わざとおやつとかで釣ってやらせる人がいるけど、絶対ダメです。
行ける場所を制限するんじゃなく、部屋を片付けて安全な状態にして、
どこでも行けるようにしたうえで、犬に自分の居場所を決めてもらいましょう。
柵をつけたりバリケードを作ったりして、ここから先は行っちゃダメと言われると
よけいに気になってしまって、隙を見て侵入するようになってしまいます。
二足立ちのまま横歩きしてるのを飼い主は「可愛い」って言ってるけど、
犬の体には酷でしかないことです。
その後遊んでいる姿もずいぶん激しく、イライラしているように見えます。
10分遊んだら2時間サークル?
この飼い主さんは「家に来て2週目は10分サークルから出して遊んだら2時間サークルに入れる」
というようなことを言ってます。

こんな風に、少しずつサークルから出す時間を長くするっていうのは、しつけ本やサイトでよく言われてることですよね。

多分1週目は全くサークルから出さないでいたんだと思いますが、それだけでも十分子犬にとってストレスなのに、
10分遊んだらサークルに戻すなんてことを繰り返したらストレスの上塗りです。
サークルに戻す時は、ほとんどの飼い主さんは子犬を捕まえて抱っこで戻すと思いますが、
そうやってサークルに強制的に戻すことを繰り返してると犬に嫌われる原因になります。
捕まえようとすると逃げるようになったり、手を出すと唸ったり噛んだりするなど、
問題行動に繋がってしまうことも多いんです。
子犬なりに「サークルに戻るのなんて嫌だ!」って訴えてるんです。
ブログでも何度も言ってることだけど、子犬にとって何の刺激もない室内で、
しかもさらに狭いサークルに閉じ込められるっていうのは、子犬の心身の成長にとって深刻なダメージを与えます。
日本では犬に限らず動物=檻っていう昔ながらの考えが根強く残ってて、
それがペットショップや動物園によっていまだに実践されています。
犬の安全を守るために必要なことだとかもっともらしい言い方をして、
人間と暮らすにはサークル飼いが必要だって言われてるけど、本当にこんな仕打ちが必要だって言うなら
ぜひ自分がサークルに入って1日過ごしてみて下さい。
家族がいるなら、サークルに入った状態を上から覗き込んでもらったり
おもむろに手を伸ばして頭をなでたりしてもらえば、犬の気持ちがよくわかりますよ。
犬をサークルに閉じ込めるのは犬のためではなく、結局は人の快適さのためなんです。
【犬のサークル閉じ込め飼いについて詳しくはコチラ】
犬をサークルやケージに入れて飼うのは本当に犬のためになっているのか
犬にそんな仕打ちをしなくても、家の中を最大限片づけて、犬に危険なものがないようにしてあげて、
なおかつ子犬は適度に外に出して遊ばせ刺激を与えれば、室内では寝てるので物を破壊するようなこともありません。

可愛い小物や凝ったインテリアなんてのは、犬には価値のないものです。
犬と暮らすのであればそんなもの片づけちゃいましょう。
ヨーロッパのように犬はサークルに入れないで自由に過ごさせるってやり方が、
早く日本でも一般的になって欲しいものです。
「可愛い」と言えてしまう問題
今回紹介した動画はYouTubeにアップされてる動画なんですけど、
コメントを見てみると「可愛い」「癒される」っていうようなものがほとんどなんですよね。
以下、コメントから一部抜粋。
- 可愛すぎる。
持って帰っていいですか? - 可愛いーーーーーーーーーーーーーー俺も犬欲しい、、、
- 横歩き可愛すぎませんか……?!いや、全部可愛いんですよ!全部!
- 癒されますな~~~。
- 横歩きやひもで遊んだり楽しそう。
- 犬の飼育方法なんてネット見りゃわかんだから、可愛いしか言わなくていいだろ。
「可愛い」「超かわいい」「癒される」「楽しそう」っていったコメントしかほぼないんですけど、
これ、すごく問題だと思うんですよね。
動画のトイプーの子犬の様子は、1週間もサークルに閉じ込められてストレスいっぱいのとても問題がある状態なのに、
それを見た多くの人は「可愛い」と思って、これが子犬らしい姿だと思ってるので、何の問題も感じないんです。
問題だらけなのにそれに気づかない、わからない。
すごく大問題じゃないですか。
今の日本ではほとんどの子犬が当たり前のように、家に来たその日からサークルに閉じ込められてるので、
閉じ込められたストレスいっぱいの子犬しか見たことがないんです。

だからそれが当たり前で、それが子犬らしい姿だと思っちゃってるんですね。

一番最後のコメント「犬の飼育方法なんてネット見りゃわかんだから」って言ってるけど、
そもそもネットや本で紹介されてる飼育方法そのものが間違い多いですからね。
その結果が、この動画の子犬の、ストレスいっぱいの様子です。
まだこの時点では家に来て1週間だそうだから、体も小さいし、それほどストレス行動がひどいようには見えないけど、
これが2週間、3週間とつづいて体も大きくなれば、甘噛み(ストレス噛み)もひどくなってくるし、破壊行動も出て来るはずです。
その時点で気づいて、ストレスマネジメントを始めてあげれば、まだ遅くはないかもしれません。
でも小型犬だと、甘噛みとか破壊行動の問題行動が出ても、飼い主さんにとって困らないこともあるし、
サークルに入れておけばいいっていうような考えの人が多いんですよね。
子犬のストレスに気づかないで、わからないから、ストレスをため込んだ子犬は成長するにつれてだんだんと問題行動が悪化し、
「あれ、これ問題あるんじゃない?」って気づいた時には飼い主さんにはどうしようもない状態に悪化してるってこともあります。
ストレス状態の子犬を見て「可愛い」だの「楽しそうだの」「癒される」だの微笑ましく撮影してる暇があったら、
犬のストレスサインやカーミングシグナルについて少しでも勉強しましょう。
子犬なんだからカーミングシグナルなんて出さないんじゃないかって言われることもあるけど、
むしろ子犬の出すシグナルのほうがわかりやすいです。
よく見てれば、それが「可愛い」でも「楽しそう」でも「癒される」でもなく、
ストレス行動だってわかるはずです。

こんな問題だらけの子犬を見て、間違っても「可愛い~~~」なんてにやけちゃダメです。
ストレスマネジメントは子犬のうちから
子犬の頃からストレスのない、落ち着いた規則正しい生活をさせてあげましょう。
そうすれば、大人になっても心に余裕があって、たまに少しくらいストレスがかかっても自分で対処できる落ち着いた子になります。

日本では子犬はサークルに閉じ込めるのが当たり前って認識だけど、それって本当に子犬のためになるのか、考えてみましょう。
まともに考えればどうやっても、子犬のためになんてなりません。
危ないものを食べたり、もんを破壊しないために必要だっていうなら、子犬をサークルの閉じ込めるんじゃなく、
部屋を片付けて子犬がいても安全な場所にしてあげるべきです。
そういった犬への配慮が出来ないのなら、犬なんて飼わないほうがいいんです。
犬と暮らすなら犬の言葉であるカーミングシグナルやボディシグナルについて学びましょう。
それがわからないから、ストレスを抱えて問題がある状態の子犬を見て「可愛い」だなんて言うんです。
子犬が抱えている問題に気づけるようになりましょう。
それに対処し、子犬が少しでも快適に過ごせるように配慮するのが飼い主の勤めです。
自分ばっかり見返りのない癒しを求めて、子犬にばっかりストレスや負担を強いるようじゃいけません。
癒しを求める前に、まずは自分が子犬に配慮し、ストレスマネジメントをして快適な生活を提供してあげて下さいね。
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