【完全版】まったり散歩マニュアル




散歩マニュアル

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まったり犬育を始めて下さる飼い主さんには、
散歩も「まったり散歩」にしてくださるようお願いしています。

 

 

犬の自由を最大限保証し、快適な散歩を提供するための
「まったり散歩マニュアル」について、ここでおおまかにお話します。

 

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

一つ一つのステップの詳しい内容については、
それぞれの記事を読んで下さいね。

 

 

目次

まったり散歩を始める前に

 

「お散歩」というものについて詳しく理解しよう!

 

  • お散歩時間は出来るだけかえない(季節によって変えるのはあり)
  • お散歩は人や車の来ない自然いっぱいの場所でする
  • お散歩中は最大限、犬の自由を保証する

 

お散歩時間は変えない

犬の散歩は基本的に1日2~3回は必要です。

 

そして、散歩の時間は変えないのがベストです。

 

仕事があって毎日同じ時間に連れていけない場合はどうすればいいですか?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そういう場合は、せめて朝一番の散歩の時間は変えないようにしてあげましょう。

 

また、季節によって、特に日の長い時期と短い時期で変えるというのはありです。

 

夏の朝一番の散歩時間と、冬の朝一番の散歩時間を同じにすると、
寒さに弱い小型犬はブルブル震えながらの散歩になりますし、
真っ暗な中歩くのを怖がる子もいます。

 

冬の夕方散歩の時間は、夏場はまだ熱中症になるような暑さでしょう。

 

季節によってちょうどいい時間に行くように工夫してあげましょう。

 

散歩は人や車の来ない自然いっぱいの場所で

犬のお散歩というのは、舗装された道路を犬を脇にピタッとつけて
軍隊の行進のようにわき目もふらずに歩かせることではありません。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

犬が楽しむためのお散歩ですので、
犬が楽しめる場所を選んであげましょう。

 

人や犬や車が来ないような、静かで落ち着いていて、
草や木がたくさんある自然たっぷりの場所を、犬は喜びます。

 

そこでたくさんにおい嗅ぎして、風を感じて日の光に当たり、
好きなだけぼーっとしたりしてリフレッシュしてもらうんです。

 

そういった場所まで家から遠い場合は
どうすればいいでしょうか。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

小さい子は抱っこでそこに連れていってあげてもいいですし、
大きい子は車で直接連れていって、
舗装路や車がビュンビュン通るすぐ脇を歩いて
ストレスがかかような状況は出来るだけ避けましょう。

 

そういった場所が近くにないという人も、
週に1回でも遠出して連れていってあげると
それだけで犬の満足度が全然違いますよ。

 

最大限犬の自由を保証する

散歩中は、犬の自由を最大限保証してあげます。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

犬が茂みに頭を突っ込もうが、地面のにおいを嗅ごうが、
ちょっとくらい離れようが、一切コマンドは使ってはいけません。

 

リードの範囲内であれば、犬は何をしてもいいんです。

 

犬というのはいつだって飼い主の顔色をうかがって、
その顔色に左右されている生き物です。

 

散歩の時間くらいだれの顔色も気にせずに、
好きにさせてあげましょう。

 

【ステップ1について詳しく読む】
「まったり散歩」ってどんな感じなのか理解しよう【動画有り】
 

まったり散歩準備編:ストレスマネジメントが必要不可欠

 

  • まったり散歩にはまずストレスマネジメントを
  • 一番多いストレスの原因はサークル閉じ込め飼い
  • 犬の目線になってストレスの改善を

 

まったり散歩にはまずストレスマネジメントを

お散歩のやり方だけ教えて下さい。

 

そんなふうに言う飼い主さんがいらっしゃいます。

 

でも、ストレスいっぱいで問題行動が見られる犬に、
いくらまったり散歩だけ教えても何の改善にもなりません。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

なぜ引っ張るのか、その根本的なストレスの原因を解決しないと意味がないんです。

まったり散歩をするには、身も心もまったりする必要があるんですね。

 

一番多いストレスの原因はサークル閉じ込め飼い

犬のストレスの原因として一番多いのが、
「サークル閉じ込め飼い」です。

 

ほとんどの飼い主さんは何の疑問も持たないで
当たり前にやってますよね。

 

人間都合でまるでおもちゃのようにサークルから出し入れされている犬は、
ストレスの塊ですので、そりゃあもう散歩中だって
首を絞められながらも引っ張りに引っ張ります。

 

さも犬のことを考えた結果、犬のために最善だと思われているサークル閉じ込め飼いですが、
サークルに閉じ込められるというのは犬にとってとてつもない苦痛なんです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

自分が1日のほとんどを、ろくに身動きがとれない
サークルに閉じ込められていると考えれば、
どれだけ犬がストレスを感じているかわかるでしょう。

 

部屋を徹底的に片づけて、犬を室内フリーにしてあげる必要があります。

 

犬の目線になってストレスの改善を

サークルに関してだけでなく、
その他様々なストレスは犬の目線になって考え、
改善してあげましょう。

 

人間がこれくらい大丈夫だろうと思っていたり、
愛情表現のつもりでやっていることが、
実は犬にとっては大きなストレスになっているということが多くあります。

 

毎日やっているブラッシングや散歩後の足拭き、
犬が近くを通りがかったら必ず手を伸ばして撫でてしまうなど、
誰でもやっているようなことが実はストレスなんです。

 

愛犬に苦手・嫌なことがあっても
「そうか、これダメなんだね」と認めてあげて、
そのストレスの原因を取り除いてあげる、
遠ざけてあげる工夫をしましょう。

 

犬によって効果は異なりますが、
リラックス効果のあるハーブや、サプリメントを使うのもおすすめです。

 

うちで使ったことがあるのは「元気ふりかけ」と「ジルケーン」です。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

どちらものんちゃんに使ったんですけど、
効果はそれなりに見られました。

 

ただし、これだけに頼ってストレスマネジメントを
おろそかにすると意味がありません。

 

ハーブやサプリで精神的に落ち着かせ、
犬を楽にしてあげつつ、ストレスマネジメントも進めていきましょう。

 

【ステップ2について詳しく読む】
まったり散歩準備編:ストレスマネジメントが必要不可欠
 

まったり散歩準備編:ハーネスとロングリードを使おう

 

  • 首輪で何度も引っ張ると犬の健康に支障が出て来る
  • イージーウォークとジェントルリーダーは使わない
  • ハーネスは幅広でクッション性のあるものを
  • リードは軽い素材でナスカンも軽いものを

 

首輪は犬の健康に支障が出る可能性がある

まったり散歩では、犬には首輪ではなくハーネスを使うことを推奨しています。

 

首輪のほうが操作しやすいとか、ハーネスだと引っ張り癖が出るとか、
しつけのためにはチョークチェーンやハーフチェーンを使うべきなど、
ハーネス否定派のトレーナーはいまだにいます。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

でも、首輪を使い続けると犬の健康に支障が出て来る可能性があります。

 

犬の首は体の中でもっともデリケートな部分です。

 

首の周りには重要な神経が集まっているので、
引っ張る犬に首輪をつけていると神経を傷つけてしまう恐れがあるんです。

 

また、首だけでなく骨や目、脳にまでダメージがいく可能性があります。

 

犬が引っ張らない場合や、飼い主さんがリードを引かないって場合は、
首輪でもいいんじゃないですか?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そういう場合でもアクシデントは起こります。

 

突然苦手なものに遭遇していきなり走り出したり、
他の犬に襲われたり、リード操作が間に合わなくてリードが張ってしまったり、
そういうことが起こるとやはり犬の首にダメージがかかります。

 

普通の首輪でも危険なんですから、チョークチェーンやピンチカラーなんて
もってのほかです。

 

犬のためを思うなら、ハーネスを使ってあげて下さい。

 

イージーウォークやジェントルリーダーは使わない

チョークチェーンやピンチカラーを使わないトレーナーがすすめることが多いのが、
ジェントルリーダーやイージーウォークハーネスといった引っ張り防止の補助具です。

 

犬に優しい道具のように見えますけど・・・

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

でもこれらは、非人道的だとしてヨーロッパでは否定されていて、
使用を禁止している国もあるんですよ。

 

ジェントルリーダーもイージーウォークも、
引っ張ると犬に不快感を与える構造になっています。

 

すぐにお手軽に行動修正が出来るなんていう道具は、
犬にとって何かしらの負担を伴うものが多いんです。

 

犬に優しいなんていう謳い文句にのせられて、
うっかり使ってしまわないようにしましょう。

 

ハーネスは幅広でクッション性のあるものを

ハーネスは幅が広くてクッション性のあるものだと、
引っ張った時の圧力を分散してくれます。

 

バックルが直接体に当たらないような構造のものがいいですね。

 

ハーネスとリードが一体になっているものがありますが、
これはおすすめできません。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

ちなみにわたしがのんちゃんとるーこに使っているのは、
この「コンフォートフレックス」というハーネスです。


 

幅広でクッション性もあって、金具が犬に直接
当たりにくい構造になっているのでおすすめです。

 

頭からすっぽりかぶせるだけで、足を通す必要がないので、
足を触られるのを嫌がる子にもストレスなく装着出来ます。

 

リードは軽い素材でナスカンも軽いものを

ハーネスと同様、まったり散歩に欠かせないのがロングリードです。

 

3m以上の長さがあるものを使います。

 

ロングリードを使うのは、犬の自由を最大限保証するためです。

 

市販されているリードによくある120㎝の長さだと、
すぐにリードが張ってしまって犬はろくににおい嗅ぎも出来ません。

 

リードは軽い素材で、ナスカンも軽いものを選びましょう。

 

特に小型犬はリードが重いと歩きにくく、
それだけでお散歩嫌いになってしまう子もいます。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

うちで使ってるリードはこれ。


 

リードもナスカンも軽い素材ですが、
のんちゃんのグイグイ引っ張りにも耐えてくれた丈夫なリードです。

 

【ステップ3について詳しく読む】
まったり散歩実践編:ハーネスとロングリードを使おう
 

まったり散歩実践編:呼び戻しの練習をしよう

  • 「オイデ」はコマンドではなく合図・交渉として使う
  • 犬の「ちょっと待って」を聞いてあげる
  • 練習のために用のないのにしつこく呼ばない
  • 呼んだあとに嫌なことをしない
  • この人は嫌なことはしないと安心してもらう

 

「オイデ」はコマンドではなく交渉・合図として使う

まったり犬育でいう呼び戻しは、「こっちに行こう」という
交渉・合図として使います。

 

コマンドで使うのとどう違うんですか?

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

交渉なので犬がすぐに交渉にのってくれなくてもいいし、
コマンドではなく合図なので犬が必ず従う必要もありません。

 

別に強制訓練の時みたく、呼べばすぐに犬がビューっと走って来て、
正面にきちんと座らなくたっていいのです。

 

おやつも使うことはありません。

 

犬に通じるボディランゲージと、
声による合図で教えていきます。

 

犬の「ちょっと待って」を聞いてあげる

「オイデ」と呼んだ時に、犬の反応が少し遅れたり、
臭い嗅ぎをしていてなかなか来なくても叱ってはいけません。

 

こういう時、犬は「ちょっと待って」って言ってるんですよ。

 

あなたも散歩中にい靴紐がほどけた時など、
犬に「ちょっと待って」って言ってないですか?

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そういう時、犬は文句も言わずに待ってくれてますよね。

私たちももう少し広い心と余裕をもって、
犬の「ちょっと待って」を聞いてあげないといけないですね。

 

少し待ってあげていれば満足した犬が自分のほうから来てくれることもありますし、
少し間をおいてからもう一度「オイデ」と呼ぶと来てくれることもあります。

 

練習のために何度もしつこく呼ばない

練習のために、1日に何度も用もないのに犬を呼んで、
そばまで来させるということをしている飼い主さんがいます。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

でもこの練習は本当に無意味ですし、
逆に呼ばれても犬が来ないっていう事態になりかねません。

用もないのに何度も呼ばれるのは人間だって嫌ですもんね。

 

こんなことを繰り返されているとさすがに犬も聞こえないフリをするようになりますし、
犬は人のことをきちんと観察しているので、呼ばれた時に本当に用があるのか、
それとも練習なのかきちんとわかっています。

 

本当に用がある時に呼ばれればきちんと行くし、
なんなら呼ばれなくても来るものです。

 

呼び戻しのトレーニングをきちんとされている犬は、
呼ばれればいつでも来ますが、逆に呼ばれない限り飼い主には見向きもしない
っていうことがよくあります。

 

犬を呼ぶのは本当に必要な時だけにしましょう。

 

呼んだ後に嫌なことをしない

犬を呼びよせて捕まえてから、爪切りやブラッシングをしたりと、
犬の嫌がることを続けていると、そのうち犬は呼ばれても来なくなります。

 

それどころか、呼ばれたら逃げる、ということにもなります。

 

よく「うちの子は呼んでも来ない」という飼い主さんがいますけど、
たいていが呼ばれて行ったのにそのあと嫌なことをされてきたという
経験をしている子がほとんどです。

 

それから、呼ばれてちょっと反応が遅れると叱られるという経験をした子も、
1回呼ばれただけでは行かなくなったり、のろのろ歩きになったりします。

 

のろのろ歩きって、確かカーミングシグナルの一つでしたよね。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そうです。呼ばれて、怒られるかも?という不安から、
飼い主を一生懸命なだめているんですね。

 

犬が嫌がりそうなことは、犬を呼びよせて捕まえてやるんじゃなく、
犬がリラックスしている時に嫌がらない範囲で、
嫌がる前にやめてあげるというのを繰り返して慣れさせてあげましょう。

 

この人は嫌なことはしないと安心してもらう

犬は飼い主のことが好きであれば、
呼ばれれば喜んで行きますし、呼ばれなくてもそばに来るようになります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

そのためには、この人は嫌なことはしない、
犬に安心してもらえる存在になりましょう。

 

普段から強い口調や厳しい態度で接したり、
何かを強制したり、嫌がることを無理やりやったりなど、
犬に嫌われるようなことをしないように配慮しましょう。

 

何をされると犬は嫌がるのかということを、
客観的に判断できるようになると、犬との距離はぐっと縮まります。

 

【ステップ4について詳しく読む】
》まったり散歩実践編:呼び戻しを練習しよう
 

まったり散歩実践編:ゆる~いツケで歩こう

 

  • 軍隊の行進は必要ない。なんとな~く飼い主のそばにいればそれでOK
  • 「オイデ」のボディランゲージを応用して「ツケ」を教える
  • アイコンタクトはしない

 

軍隊の行進は必要ない

「ツケ」というと、犬が飼い主の脇にピタッとくっついて、
軍隊みたいにわき目も降らずに歩くような、
いわゆる強制訓練でいうところの脚側行進を思い浮かべる人が多いでしょう。

 

やる気のある飼い主さんほどそういうことをやってしまいがちです。

 

でも、まったり犬育式のツケは、
リードの範囲内でなんとな~く飼い主のそばにいればそれでOKなんです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

だって日常生活の中で軍隊の行進する必要ないじゃないですか。

突かず離れず、なんとな~く見えるところ、
そばにいてくれれば散歩中はそれで充分ですよね。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

逆に軍隊の行進をしてくれないと困ることってありますかね?

 

自分の見栄と、周りから「あの犬はしつけが出来ている犬だ」と言われる優越感のためだけに、
犬に軍隊行進をさせているというなら、今すぐやめるべきです。

 

「オイデ」のボディランゲージを応用して「ツケ」を教える

  • リードが張ったらしっかりと固定し、頭と体を行きたいほうに向け、
    犬がこちらを見た瞬間にタイミングよくそちらの方向に歩きだす。
  • 犬が一緒に歩いてついてきたら、小さく「いい子」と褒めてあげる。
  • 犬に必ず来させようとはしないで、なかなか来ない犬の場合は
    犬の「ちょっと待って」を聞いてあげて、少ししてからまた呼んであげる。

 

これが「オイデ」の教え方です。

 

この「オイデ」のボディランゲージに、すぐにではなくてもいいので
犬が反応するようになったら「ツケ」を教えます。

 

基本は犬の行きたいほうについて行ってあげるんですが、
たま~に、歩きながら体と顔を違う方向に向けます。

 

「オイデ」のボディランゲージを理解している子は、
「あれ?」という感じでなんとな~くついてきます。

 

そこですかさず「いい子」と褒めることを繰り返していると、
なんとな~く、飼い主と同じ方向についてくることを覚えてくれます。

 

すると、リードの範囲内でゆる~いツケが出来るようになります。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

それにリードがなくても飼い主と突かず離れずの距離で
ついてきてくれるようになります。

 

アイコンタクトはしない

一番大事なことです。

 

アイコンタクトをする必要はありません。

 

犬はリードの範囲何であれば自由に何をしてもいいのですから、
自分でしっかり興味のあるものを確認してもらい、あちこち探検してもらうためにも、
アイコンタクトなんてさせてる場合じゃありません。

 

アイコンタクトなんてしなくても、
飼い主のことが好きな犬は歩きながらちゃんと、
意識のどこかで飼い主のことを気にかけてくれているものです。

 

気にかけてもらうには、飼い主のことを好きになってもらわないといけないんですね。

 

【ステップ5について詳しく読む】
》まったり散歩実践編:ゆる~いツケで歩こう

 

 

まったり散歩実践編:まったり散歩の練習をしよう

  • 「オイデ」と「ツケ」を併用してまったり散歩の練習をする
  • リードは引っ張らずに固定するだけ。チョンチョンの合図もいらない。
  • 心から楽しめるお散歩を提供することが練習よりも大事
  • そのためにはまずは自分が散歩を楽しもう!

 

「オイデ」と「ツケ」を併用する

まったり散歩は「オイデ」と「ツケ」を組み合わせたものです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

なので、この2つがしっかり出来ていれば、
まったり散歩をするのはそう難しくありません。

 

リードを両手で正しい持ち方をして、
リードが張ったら右手を胸につけた状態でリードを固定します。

 

リードを引っ張り返したりしないで、固定するだけです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

チョンチョン、と合図を出す人もいますけどこれもいりません。

 

リードを固定したら、頭と体を別方向に向けて
「オイデ」の合図を出します。

 

この合図に犬が振り向いたらタイミングよく歩きだし、
ついてきてくれたら「いい子」と褒めてあげます。

 

犬がそばに来たら左手でリードを手繰り寄せて、
地面についたり、犬の足に絡まったりしない長さに調整します。

 

基本は犬が行きたい方向に行きながら、
リードが張ったら立ち止まってリードを固定し、
オイデの合図で呼んで、ついてきてくれたらゆる~いツケで歩く、
というのを繰り返します。

 

心から楽しめるお散歩を提供しよう

まったり散歩で心がけて欲しいのは、
犬が心から楽しめるお散歩を提供してあげることす。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

もちろん練習も大事だけど、これが何より一番大事です。

 

練習ばかりに力を入れてしまうと、
飼い主さんの期待に応えようと犬は一生懸命になって、
なかなか散歩を楽しめなくなります。

 

そのためにはまず、飼い主さんが心から散歩を楽しむことです。

 

途中で一緒におやつを食べたり、
愛犬の興味がありそうなものを見つけて一緒に観察したり、
芝生に寝転んでゴロゴロするのも楽しいです。

 

同じことをして一緒に楽しむことが、
よりいっそう絆を深めるんです。

 

【ステップ6について詳しく読む】
まったり散歩実践編:まったり散歩の練習をしよう

 

 

まったり散歩上級者編:リードをたるませずに歩こう

  • 犬の快適な散歩のためにリードをたるませない配慮が必要。
  • リードは両手で持ち、右手はしっかり固定して動かさない。
  • 左手でリードを伸ばしたり、手繰り寄せたり、調整する。

 

リードをたるませないようにする配慮

犬の散歩をより快適にするために、
リードをたるませないようにしてあげましょう。

 

リードがたるむと、足に絡んだり、犬の背中にリードやナスカンが当たったり、
和犬のように巻き尾の子だと尻尾に当たったりなど、こういうのが地味にストレスになります。

 

人間も、鞄についたキーホルダーが音を立てるのが気になるって人いますよね。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

歩くとかカチャカチャ音がしたり、体のどこかに物が当たるのって、すごいストレスになります。

 

また、リードがからんでいると犬が急に引っ張った時に、
ガツンと衝撃が加わってしまうので、それを避けるためにも
リードをたるませないという配慮は必要です。

 

リードをたるませない上級者リードワーク

まず、ロングリードは両手で持ちます。

 

右手は胸につけて固定し、歩く時に振ったりせずにしっかりと固定したままにします。

 

そして左手で、リードのたるんだ部分を手繰り寄せます。

 

リードを長くしたい時は左手を緩めてリードを送り出し、
右手で長くなりすぎないように調整します。

 

犬がまだゆっくり歩けなかったり、引っ張ったりという段階では
リードを固定して緩めるという基本の動きに集中したほうがいいです。

 

でも、出来るようになってきたら、こういうことにも気をつけて
リードワークを行ってあげましょう。

 

【上級者編について詳しく読む】
まったり散歩上級者編:リードをたるませないリードワークを身に着けよう

 

 

番外編:散歩に行かないという選択肢も必要

「例年にない暑さ」
「経験のない酷暑」

 

そんな異常な夏が続くようになりました。

 

動物病院では熱中症で運ばれてくる犬が増えたそうです。

 

その多くが、夕方の散歩の途中や、帰って来てから熱中症の症状が出たとのことでした。

 

飼い主であれば夏場の散歩は夕方涼しくなってからってことは、
当たり前に配慮してるはずですよね。

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

でも、最近の夏は、それまでなら涼しくなってた時間帯が全然涼しくないんです。

 

それどころか、待っても待っても涼しくならないこともあります。

 

犬を飼っている以上、善良な飼い主さんであれば
毎日犬を散歩に連れ出すでしょう。

 

犬にとってご飯よりも重要なものですし、
ストレスマネジメントに欠かせないものです。

 

でも、最近の夏の暑さは異常。

 

これからの夏もこの暑さが続くようなら、散歩に行かないという選択肢も
必要になるんじゃないでしょうか。

 

もちろん、全く散歩に行かなくていいってわけではありませんけどね。

 

【番外編1について詳しく読む】
異常な夏の犬の熱中症対策!「散歩に行かない」という選択肢も必要

 

 

番外編:犬が散歩中に這いつくばってしまったら?

お散歩中に這いつくばってしまう犬を時々見かけます。

 

「そっちに行きたくないよう」
「もう歩きたくないよう」
という意思表示だということはなんとなく理解できるでしょうが、
なぜ犬がそんなことをするのか、きちんと理解してあげられているでしょうか。

 

子犬であれば飼い主さんの歩く速さに合わせて歩いていると
すぐに疲れて歩けなくなってしまいます。

 

犬が立ち止まるたびにリードをグイッと引いているのであればそれが嫌であるのと同時に、
気が立っている飼い主に「落ち着いて」のサインでもあります。

 

突進するたびにガツンっと止めているのであれば、
その衝撃にイライラしている自分を落ち着かせようとしているのであり、
また衝撃を加えて来る飼い主に対して「落ち着いて」と言っているのです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

理由はいろいろありますが、全ての原因は、
飼い主が犬のペースに合わせてあげていないことです。

 

犬の散歩というのは1~10まで犬のペースに合わせるものであり、
犬のためのものでなくてはなりません。

 

犬が興奮してあちこち引っ張るようなものがあるような場所は
散歩場所に選ぶべきではないし、
早く歩けない子犬を急かして歩かせなければいけないほど余裕のない散歩はしてはいけません。

 

  • 犬のペースに合わせてあげる
  • リードを引っ張らないように細心の注意を払う

この2つに注意してあげていれば、やがて散歩を楽しんでくれるようになります。

 

犬にとって楽しい、有意義な時間であれば、散歩の途中で
「歩きたくない!」なんて這いつくばることもなくなりますよ。

 

【番外編2について詳しく読む】
歩きたくない!犬が散歩中に這いつくばる理由と対処法

 

 

最後に

いかがでしたか?

 

まったり散歩がどんなものか、どれだけ犬にとって効果的で重要なものか
少しでも理解していただけたでしょうか。

 

お散歩というのは犬にとってご飯よりも大事なくらいですし、
ストレスマネジメントには必要不可欠なものです。

 

「この犬種はお散歩する必要ないので楽ですよ」
なんてのたまうペットショップ店員がいますけど、
そんなのあり得ないことなんです。

 

瀧沢かいるー
瀧沢かいるー

どんな犬にも、お散歩は必ず必要になります。

店員のそんな言葉を鵜呑みにして本当にお散歩に行かないと、
とんでもないことになるんですね。

 

お散歩も、ただリードにつないで外に連れ出せばいいわけではなく、
犬が心から楽しんで満足できる時間を提供してあげなくてはなりません。

 

 

人間社会で暮らし、1日のほとんどを狭い家に閉じ込められて、
もしくは外に繋がれっぱなしの犬にとって、
お散歩というのは唯一といってもいいほど自由に出来る時間なんです。

 

犬の自由を最大限保証し、犬の意思を尊重して、
犬のためのお散歩を心がけてあげましょう。

 

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