いつも見て下さってありがとうございます!コメント、リツイート、応援クリックとっても励みになります♪嬉しいです(*^-^*)
初めての方はコチラ⇒このブログについて「登場人(犬)物紹介」
まったり犬育についてはコチラ⇒『まったり犬育』のススメ
ブログ村読者登録をしていただくと、
更新通知が届きます♪
よろしければぜひ登録お願いします!
↓ ↓ ↓
わたしが愛してやまないボーダーコリー。
今回はそのボーダーコリーの「毛色・カラー」と「遺伝」についてのお話をしたいと思います。

この記事を読んで下さっているあなたはボーダーコリー好きだと勝手に推測しますが、
ボーダーコリーの毛色の種類ってどれくらいあるか知ってますか?
スタンダードにされている「ブラック&ホワイト」以外にも、
レッドとかブルーマールとかチョコレートとか、たくさんあるってことは
知っているかと思います。
わたしも数年前までは、日本で一般的に知られている毛色しか知りませんでした。

図鑑やサイトにも「様々な経路が認められている」って書いてありますけど、
正確には何種類の毛色が認められているのか、それがどういう毛色なのかって書いてないですよね。

そこで、調べましたよ!
同じ疑問を持つボーダーコリー好きの友人ったいと、
ジャパンケネルクラブに電話して聞いたところ、
日本で認められているボーダーコリーの毛色はなんと35種類もあることがわかったんです!
とってもカラフルですよね!
目次
ボーダーコリーの毛色は35種類!
あくまで日本で認められている毛色の種類なんですけど、
問い合わせたところ「35種類」だということがわかりました。
- Black(ブラック)
- Black&White(ブラック&ホワイト)
- Black&Blue&White’ブラック&ブルー&ホワイト)
- Black&Tan&White(ブラック&タン&ホワイト)
- Bleck&White&Tan(ブラック&ホワイト&タン)
- Blue White(ブルーホワイト)
- Blue White&tan(ブルーホワイト&タン)
- Blue Merle(ブルーマール)
- Blue Merle&tan(ブルーマール&タン)
- Blue Merle&White(ブルーマール&ホワイト)
- Blue Merle&White&tan(ブルーマール&ホワイト&タン)
- Blue Tan&White(ブルータン&ホワイト)
- Blue White&Tan(ブルーホワイト&タン)
- Chocolate(チョコレート)
- Chocolate&White(チョコレート&ホワイト)
- Chocolate Merle(チョコレートマール)
- Chocolate Merle&White(チョコレートマール&ホワイト)
- Chocolate White&Tan(チョコレートホワイト&タン)
- Cream&White(クリーム&ホワイト)
- Isabella(イザベラ)
- Red(レッド)
- Red&White(レッド&ホワイト)
- Red White&Tan(レッドホワイト&タン)
- Sable&White(セーブル&ホワイト)
- Sable Merle&White(セーブルマール&ホワイト)
- Stlate amerle(ストレートマール)
- Tri(トライ)
- White&Tan(ホワイト&タン)
- White&Black(ホワイト&ブラック)
- White&Blue(ホワイト&ブルー)
- White&Chocolate(ホワイト&チョコレート)
- White&Isabella(ホワイト&イザベラ)
- White&Red(ホワイト&レッド)
- White&Black Tan(ホワイト&ブラックタン)
- Yellow&White(イエロー&ホワイト)

ハアッ・・・ハアッ・・・
書くの大変すぎる。
図鑑で全部書かないわけですよねこれ。
色の中には同じ色なのに順番を入れ替えただけっていうのがありますよね。
これは、最初に来る色が全体の色の5割以上を占めている、って意味だからです。
例えば同じ黒と白でも、黒のほうが多ければ「ブラック&ホワイト」で、
白のほうが多ければ「ホワイト&ブラック」になるわけです。
ちなみにのんちゃんは「ブラック&ホワイト」です。
ちなみに20番目の「イザベラ」は海外のほとんどの国では「ライラック」って呼ばれてるそうですよ。
わたしはここに書いてある色、実物を全部見たことがあります。
ほとんどはオーストラリアに研修に行った時にですね。
正直、レッドホワイト&タンとか、「タンの部分どこよ?」
って感じで見分けつきませんでしたけど。
クリームとイエローも正直見分けつかない。
クリームより薄いのがイエローなのかな?
日本で「ウィートン&ホワイト」なんて言われてるのがそうかもしれない。
最近ではペットショップでどう見てもクリームの子がレッドなんて書かれて
売られてたりしますからね。
正直もうよくわかりません。
日本ではまだ珍しい毛色
ブルーマール&ホワイト&タン
ブルーマールホワイトに、トライカラーのタンが同じ部分に入っている毛色です。
海外(アメリカやオーストラリアなど)では一般的に色なのだそう。
オーストラリアの牧場にいたボーダーコリーはみんなこの毛色でしたね。
珍しい毛色だなって思ってたけど、普通なんですね。

そこにいるボーダーの雌が子犬を産んだら一匹もらうなんて話もあったんだけど、
結局ご縁がありませんでした。
チョコレートマール&ホワイト/チョコレートマール&ホワイト&タン
名前の通り、チョコレートにマール模様が入った毛色です。
最近、日本でもよく見るようになりましたね。
とってもきれいだなって思います。
チョコレートマール&ホワイト&タンは35種類の中に入ってないことからもわかるように、
まだ日本ではとても珍しい毛色です。
チョコレートマールに、トライカラーのタンが同じ部分に入ってます。
その他
他にも、セーブルやイザベラなど、今まで見なかった毛色を日本で見かけることも増えて来ました。
セーブルは、アメリカやカナダではとてもいいセーブルが繁殖されてますし、
日本でも扱う犬舎が増えて来ていますよね。
これはあくまで日本で認められている毛色なので、世界にはもっとたくさんの種類があります。
ケネルクラブに公認されていない毛色もまだまだありますからね。
例えば、オーストラリアでは真っ白なボーダーコリーもいました。
「この子はなんて犬種ですか?」って聞いたら、
「ボーダーコリーだよ」って笑われちゃいましたね。
ダルメシアンみたいな斑点模様のついた子も見たことあります。
みんな個性的でとっても可愛かったです。
なぜこんなにたくさんの毛色があるの?

ここまで多種多様の毛色がある犬種って、なかなか珍しいですよね。
なぜボーダーコリーがここまでたくさんの毛色があるのかというと、
ここからは少しボーダーコリーの歴史の話になりますが、
ボーダーコリーが見た目ではなく作業能力のみを追求されて繁殖されてきた犬種だということが関係しています。
なので、容姿である大きさや毛色などは、長い間スタンダードが定められていなかったんです。
ボーダーコリーは、諸説ありますが8世紀にバイキングがスコットランドに持ち込んだトナカイ用の牧羊犬が、
もともとスコットランドにいた牧羊犬と交雑し、作業能力の改良を重ねて
現在のボーダーコリーになったと言われています。
ある意味ではもともとは雑種の中で作業能力の高いもののみが残ったのがボーダーコリーといえます。

なので、容姿がバラバラでたくさんの毛色があるのは当たり前とも言えますね。
容姿のスタンダードが出来て世界的に公認されるようになったのは、
つい30年くらい前のことです。
原産国のイギリスのブリティッシュ・ケネルクラブでの公認が1976年。
アメリカン・ケネルクラブでの公認が1980年。
日本のジャパンケネルクラブが1987年。
そしてケネルクラブの国際的統括団体である国際畜犬連盟が1987年に公認しました。
さらにショードッグとして承認されたのが1995年と本当につい最近のことです。

この時、ボーダーコリーを牧羊犬として活用している人たちからは、
ボーダーコリーをショードッグとして扱うことに強い反発があったそうですよ。

どうしてですか?

今まで作業能力のみを追求してきたのに、容姿のスタンダードが定められてしまったことで、
作業能力が劣ったボーダーコリーが生まれることを心配したんです。
今でこそ容姿のスタンダードが定められて、ある程度決まった毛色のボーダーコリーが世界に出回ってますけど、
もともとは容姿ではなく「牧羊犬としての作業能力が高い犬」がボーダーコリーのスタンダードとされていたんです。

ボーダーコリーは、容姿ではなくその能力でスタンダードを定めていた、珍しい犬種なんですよ。
ボーダーコリーの毛色と遺伝
ブラック&ホワイト以外は遺伝的に劣っている?

日本では「ブラック&ホワイト」がボーダーコリーのスタンダードカラーって認識が強いですよね。

図鑑にもそう書かれていますからね。
そのせいか、他の毛色、特に薄い色の毛色は「遺伝的に劣っている」なんて言われることがあります。
ボーダーコリーを繁殖させる時は両親のどっちかをブラック&ホワイトにしなきゃいけない、
なんて言われていることもあります。
今でもブリーダーさんの多くがそう考えているようですね。

繁殖に使う雄犬がブラック&ホワイトのブリーダーさんが多いのはそのせいかなって思います。
他の色同士を掛け合わせると、病気になったり体の弱い子が生まれるとのことですが、
調べてみると必ずしもそうとは限らないんですよね。
先にお話した通り、ボーダーコリーは長い間スタンダードの容姿が定められていなくて、
以前は色んな毛色同士が交配していました。
両親ともにレッドだから、両親ともにチョコだから何か問題のある子が生まれるってことは全くなくて、
多少両親どちらかがブラック&ホワイトであるよりも色に違いが出るだけのようです。
薄い色になることもあるけど、薄い色=劣っているってことにはなりません。

同じように濃い色=優れているってことにもならないし、
色でその犬の良し悪しは決められないんです。
ブルー×ブルーも問題ない
ブルーとブルーを掛け合わせると弱い子が生まれるというのもよく聞くけど、
これはスムースタイプとラフコリーにあてはまることであって、
ボーダーコリーの遺伝では全く問題ないそうです。
そもそもブルー×ブルーで問題が出るっていうのがおかしな話で、
例えばワイマラナーはブルーの遺伝子同士で掛け合わせるのが当たり前だけど何か問題が起きたって話は聞きませんよね。
マール×マールは絶対NG
ボーダーコリーの掛け合わせで絶対やっちゃダメなのが、
マール×マールです。
例えばブルーマールやチョコレートマール同士を掛け合わせるのは絶対NGです。
子犬にマールのコピーが2つ遺伝すると、過度に白が強くなったり、
聴力や視力の著しい低下などの障害が出て来てしまいます。
また、レッドとクリアセーブルをマールと掛け合わせるのも好ましくないです。
ボーダーコリーはとってもカラフル
オーストラリアにいた時は色んな毛色のボーダーコリーを見ました。

まさに目の保養、「いや~眼福眼福」な毎日でした。

比べて日本はまだまだ毛色が少ないですよね。
ブラックホワイトが主流で、レッド、ブルーマール、チョコレート、トライはよく見かけるようになってます。
最近になってセーブルやブルー、チョコレートマールとかのちょっと珍しい色も見かけるようになりました。
でも、まだまだそういう色に対する偏見ってあると思うんです。

ちょっと珍しい色の子を飼ってると、よくわからないけど叩かれたりしますよね。

「珍しい色だからってだけで飼うのは飼い主失格」とかね。別に色だけで飼うんじゃないんだけど。
薄い色=珍しい=悪いみたいな風潮やめてほしいです。
まあもちろん、珍しい色ってだけで飼って、手に負えないからって安楽死という名の殺処分するようなとんでも飼い主もいるけどさ。
確かに繁殖や遺伝の上で、色について学ばなければいけないことは多いです。
ファンの多い犬種なので色に対する考え方も人それぞれだと思います。
ブラックホワイトしか認めない!って人はそれはそれでいいと思います。
だけど「この色同士の掛け合わせは危険だ!」とか、
「この色を掛け合わせているブリーダーは絶対やめた方がいい!」とか、
そういうのを誰かから聞いて、自分で裏付けすることもなく誰かに言いふらしたり、
ネットに書き込んだりするのはやめて下さい。
日本でも色んな色のボーダーコリーが見られるようになりますように!

・・・ところで前ブログで、わたしのことをブリーダーだと勘違いして批判してきた人がいたんですよね。
その時はなんでわたしのことブリーダーだなんて勘違いしたのかわかんなかったけど、
もしかしてこの記事を読んだのかな?
(この記事は前ブログから移転してきた記事です)
▼最後まで読んで下さりありがとうございます(*^-^*)
お帰りのついでにポチッと応援お願いします!
にほんブログ村
ブログ村読者登録をしていただくと、
更新通知が届きます♪
よろしければぜひ登録お願いします!
↓ ↓ ↓
▽SNSフォローよろしくお願いします!
Instagramではのんちゃんとるーこの日常の写真をアップしています↓
▽ココナラに出品中です!
最短1日!かわいい愛犬の顔だけイラスト描きます SNSやブログをやっている愛犬家のあなたへ
コメント