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うちには今、子犬はいないけど、先日ネットサーフィンで「子犬の育て方」情報を見てみました。
いまだに当たり前とされてるサークル閉じ込め飼いに、トイレもサークルの中方式の育て方。
狭いサークルの中に寝床と、すぐ横にトイレがあるんだから、これはもう独房といってもいいくらいです。

でもおかしなことに、その子犬の育て方情報によれば、
こういったサークル閉じ込め飼いはなんと「犬の習性を利用したしつけ」なのだそうです。
犬の習性をしつけに使うっていうなら、その習性を正しく理解しないといけないのに、
多くの人が人間の都合のいいように犬の習性をでっち上げちゃってるんですよね。
今回はそんな、でっち上げの「犬の習性を利用したしつけ」についてお話していきます。

当たり前だと思ってたけどよくよく考えるとおかしくない?ってことが多いです。ぜひ間違い探し感覚で読んでみて下さい。
「犬の習性」を利用したしつけの疑問
犬は「穴ぐら」で生活していた?
いわく、オオカミは巣穴を掘って生活するので、オオカミの血を引く犬にも巣穴が必要である。
従って、犬にはクレートを用意してあげよう。
一般的に言われている「犬の習性を利用したしつけ」の一説です。

議論が跳躍しすぎていて「マテマテマテ」と止めに入りたくなります。
まず、オオカミと犬は違う生き物です。
そもそも本当に犬に穴ぐらで生活する習性があるんでしょうか?

アニマルプラネットで見たタイの野犬たちは、みんな巣穴なんて掘らないで、
その辺の道端で寝転がって寝ていましたよ。
「犬の祖先は巣穴で生活していたから、犬を飼う時はクレートを用意しましょう」って言うのは、
「人間の祖先は森の上で生活していたので、人間を飼う時は木を用意しましょう」って言うようなもんです。
もし、犬が穴ぐらを好むという習性を持ち、人間が用意したクレートが穴ぐらの代わりになるなら、
犬たちは喜んで自ら進んでクレートに入るはずです。
でも、見た限りではそんな犬はほとんどいません。
だからこそ「クレートトレーニング」なんてものが行われていて、
おやつをクレートの中に放り込んで犬がクレートに入るように誘導したりするんです。
犬とは対照的に、昔家にいた猫は放っておいてもクレートや狭い場所に入りたがります。

穴ぐらで生活してたご先祖がいるんでしょうか?
子犬の夜泣きに関しても、サークルやクレートに一人で閉じ込めてしまってることが原因です。
本来であれば親兄弟と一緒に寝る時期なのに、一人狭いサークルに隔離されるんだから、
寂しいよ~とキューキュー泣くのは当たり前といえば当たり前です。
同じ布団の上で一緒に寝て、昼間もサークルやクレートになんて閉じ込めたりしないで、
家族と一緒にいさせてあげればむやみに吠えることもないんです。
【子犬と一緒に寝るについて詳しくはコチラ】
これから子犬を飼う人へ「一緒に寝てあげて下さい」
そもそもクレートやサークルに閉じ込める飼い方は、
「自由に動き回れる場所が広いと犬が不安になるから」とか、
「室内フリーにすると犬がわがままになる」とか、
「犬が安心できる場所を作るため」とか、もっともらしい理由がくっつけられてるけど
そもそも犬のためではなく、人間が快適に暮らすためのものです。
いかにも「犬のため」を謳ってるけど、全ては「人のため」でしかないんです。
サークルやクレートに閉じ込められて安心する犬なんていません。
人間の子どもにやれば虐待だし、動物福祉が進んでヨーロッパでは、
犬をサークルやケージ、クレートに閉じ込めることは禁止されています。

「犬のため」なんて嘘つかないで、サークルやクレートを使うことをおすすめするしつけ法には、
「これは人間の快適さを追求したしつけ法です。犬の快適さやストレスについては一切配慮してません」
って注意書きして欲しいくらいですよね。
【子犬のサークル閉じ込め飼いのリスクについて詳しくはコチラ】
犬をサークルやケージに入れて飼うのは本当に犬のためになっているのか
犬はきれい好きだからトイレと寝床を分けてあげる?
犬に限らず、動物は巣穴を汚したくないという習性があります。
そこで、寝床とトイレを分けてあげようという考え方は間違ってないんですけど、
その人間的な分け方があいまいで、犬にとってとっても「分けている」とは思えないんです。
畳半分ほどの狭いサークルに、寝床であるベッドと、トイレトレーをいっぱいいっぱいに入れて、
それで「はい、トイレと寝床分けましたよ」って言われて、納得できます?

え?どこが?ってなるよね。
狭い部屋で、ベッドのすぐ隣に何の仕切りもなくトイレがあるのと同じ状態ですよ?
しかも自分じゃウンチしてもオシッコしても流せなくて、誰かが後始末してくれるまでずっとそのままってことですよ?
ど こ が 分 け た の ?
サークルを寝床として認識している場合、そのサークルの中でトイレなんて絶対したくないだろうし、
その結果サークル内ではトイレしないで我慢しちゃう子が多いんです。
「犬は寝床を汚したがらない」っていう習性を利用するのであれば、トイレは家の外でさせてあげるべきだし、
もしどうしても室内でして欲しいのであれば寝床とトイレは別の部屋にしてあげないといけません。
うちの犬たちはどっちもトイレはほとんど外なので、室内トイレが使われることってあまりないです。
トイレトレーニングなんてわざわざしなくても、成犬であれば朝夕2回の散歩と寝る前に連れ出してあげれば事足りるし、
子犬でもこまめに外トイレに連れていってあげれば室内で失敗しちゃうこともありません。
そのせいで余計に怒られることもないんです。
「犬の習性」を正しく理解してしつけに使おう
「犬の習性を利用してしつけをする」なんて言いながら、肝心の犬の習性を勝手に都合よく捻じ曲げてしまっていたり、
中途半端にしか理解していなかったり、誤解してたりということが多いように感じます。
犬の習性を利用するというなら、その習性を正しく理解して、正しく利用しないといけません。
そして、犬の習性を利用するんだからそれは犬のためのしつけであるはずなのに、
サークル飼いに代表される「犬の習性を人間の都合のいいように利用したしつけ」になっちゃいけないんです。

「パックリーダー論」なんか、犬の習性を人間の都合よく解釈して、捻じ曲げたいい例です。
人間の勝手の犠牲になるのはいつだって犬の方です。
犬の習性を正しく理解し、犬のために、正しいやり方でしつけに使いましょう。
本当の意味で犬の習性を利用したしつけは、犬のとっても人にとっても楽なものなんです。

こういった「犬の習性」の誤解や都合のいい解釈が、間違った子犬育てにつながってることが多いんですよ。
【間違った子犬育てについて詳しくはコチラ】
こんなことやっちゃダメ!実は間違いだらけの子犬育て
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