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犬を飼う前に考えておくべきことについては、ブログでも何度かお話してきました。
今日はその中でも「子犬」に限定してお話します。
犬を飼うというのは時間も手間も必要だけど、子犬の場合は特につきっきりでお世話をする必要があるんです。
母犬が子犬につきっきりであるように、お迎えしてしばらくは常にそばにいてあげないといけません。
長時間の留守番なんてもちろんダメです。
外で遊ばせる時間も必要だし、排泄の回数も多いからそのお世話も必要になります。
食事回数も1日に最低でも3回は必要です。
しつけの心配もありますね。
甘噛みは子犬につきものだけど、なぜ噛みついてくるのか、噛みついてきたらどうすればいいのか、
サークルに入れてしまったほうがいいのか、叱ってもいいのか、いつになったら噛まなくなるのかなど、
特に初めて犬を飼う人だと全てが悩みの種になります。
ここで対応を間違えたり、犬の習性に反した間違った(人間に都合よく解釈された)飼い方をすると、
犬の問題行動はさらにひどくなって、飼い主さんの育犬ノイローゼの原因になります。

でも残念ながら、子犬をお迎えする時にそこまで考えてくれてる人って限りなくゼロなんです。
ペットショップで働いてた時も、あまりに気軽に犬を飼う人が多すぎたし、
飼って初めてこんなに大変なんだと気づいて、どうしようもなくなって相談に来る人が多かったです。
そこで今回は、子犬を迎える前にいまいちど考えて欲しい、子犬を飼う覚悟についてお話します。
子犬をお迎えする予定のある人はもちろん、すでにお迎えしている人も、
これからの犬との暮らしを穏やかなものにするためにぜひ読んでみて下さい。
目次
子犬には「時間」と「手間」がかかる
最低1ヶ月はつきっきり
子犬は人間の赤ちゃんと同じで、つきっきりのお世話が必要です。
留守番だってろくにさせられません。
アメリカのガイドラインでは人間の子どもを一人で留守番させることが出来る年齢はおおむね8歳以降となっています(州によって微妙に違います)。
それ以前の年齢では留守番はおろか子どもを一人にすることは法律で禁止されている場合もあって、
8歳から10歳まででも日中の留守番は1時間以内と定められています。
学校に子どもを迎えに行かなかったり、幼い子どもを一人で車に残して買い物するだけでも警察が呼ばれる国ですから、
幼い子どもを一人にするということについて厳しいのは当然でしょう。
子犬の場合も同じです。
母犬は生まれたばかりの子犬につきっきりでお世話します。
子犬が大きくなるにつれて少しずつあまりお世話をしなくなり、
子犬が一人でいられる時間を伸ばしていき、自然と親離れ出来るようにします。
子犬が母犬から離れて大丈夫になる時期は、だいたい生後3ヶ月頃と言われています。
人間が子犬をお迎えした場合も、同じように最初はつきっきりでお世話してあげなければいけません。
特に家に連れてきたばかりの子犬は、知らない場所に来て不安とストレスを感じています。
そんな子犬をいきなりサークルに入れて一人で寝かせるのはあまりに酷だし、可哀想です。
はじめのうちは一緒にいてあげて、少しずつ子犬が一人でいる時間を伸ばして、
一人に慣れさせてあげると子犬に無理がかかりません。
子犬をお迎えする時は、しばらくの間長くは外出出来なくなるってことです。
買い物も子犬が寝ている時に急いで行く、といった具合になります。
あとはずっと家にいて、子犬と一緒にいてあげないといけません。

最低でも1ヶ月は、1日中子犬と一緒にいないといけないんです。
そういう覚悟がありますか?
子犬を毎日散歩させられるか?
いっぽうで、散歩というか、子犬を外に出して遊ばせる時間も必要です。

その時、家族にまだ小さい子どもがいるとちょっと大変なことになります。
家で留守番しながら子どもの面倒を見てくれる人がいない場合、連れていくか、
どこかに預けるか、シッターを頼む必要が出てきます。
連れていくという場合も、すでに落ち着いた大人の犬であれば子どもと一緒でも落ち着いて歩けるかもしれないけど、子犬はそうはいきません。
子犬は人間の子ども動揺、歩道をまっすぐなんて歩けないし、色んなものに興味を持ってあっちのにおいを嗅ぎ、
ちょっと立ち止まっては急に走り出したりします。
広くて安全な場所があればいいけど、そうでない場合は、子どもと子犬の両方の安全を確保しながら遊ばせるのは難しいです。
また、子どもと一緒だと子犬も興奮してしまい、落ち着いて探検出来ないことがあります。

子どもが子犬の遊びを邪魔することもしょっちゅうありますからね。
なので子犬だけ連れていくのが一番いいんですが、そうなると子どもを一人で留守番させることになるので、
子犬の散歩には10分くらいしか行けないという飼い主さんもいました。
どんな小型犬であっても散歩時間10分は短すぎます。
そうやって子犬にしわ寄せがいくことがないよう、お迎えする前に子犬に割ける時間がどれだけあるかをよく考えてみて下さい。
意外と手間のかかる「食事」と「排泄」
意外と手間がかかるのが食事と排泄のお世話です。

子犬の食事は最低でも1日3回は必要です。
小型犬の子犬だと食べムラがあってなかなか必要量を食べてくれないことも多いので、
そういう子にしっかり食べてもらう工夫も大事です。
温めたり、食器を変えたり、遊びたい欲求を満たしてあげたり。
食べない原因が何なのかを探り、それを解決してあげる必要があって、これがけっこう手間がかかります。
【食べない子犬の対処法について詳しくはコチラ】
子犬がご飯を食べない!元ペットショップ店員が教える原因と対処法(実体験)
それに、排泄の回数も成犬より多いです。
室内トイレでははじめのうちは失敗する子がほとんどだし、
まったり犬いくではトイレは基本的に外なので、排泄のタイミングのたびに外に連れ出さないといけません。
少したって室内トイレを覚えてくれれば楽になるけど、それでも1日3~5回の外トイレタイムは必要です。

思っていたよりも食事と排泄にかかる手間が大変だったと、子犬を飼ってから気づいて愚痴を言ってくる飼い主さんがいるけど、
こういうことは子犬をお迎えする前によく考えておくべきことです。
ペットショップの子犬は手間がかかる
日本はいまだに多くの人がペットショップから子犬を買っています。

最近では保護犬を迎える人も増えて来てはいるけど、それでも純血種の子犬が最も人気があります。
これもブログでお話してきたことではあるけど、ペットショップの子犬は手がかかり、問題行動のリスクが高いのです。
日本では子犬も子猫も小さければ小さいほどいいというわけわからん考え方があります。
そのため、ショップに展示されているのはみんな生後1カ月半をようやく過ぎたというほどの子犬・子猫がほとんどです。
たまに売れ残って大きくなった子もいるけど、その子も1ヶ月半そこそこでショップにやって来た子です。
そんな月齢でショップに来るためにはさらに幼い頃に親兄弟から離し、輸送し、競りにかける必要があります。
子犬は親兄弟と一緒にいることで甘噛みの制御をはじめ、たくさんの社会的ルールを学びます。
でもそれをする前に引き離され、さらにその後輸送されて競りにかけられるという辛く恐ろしい経験をします。
子犬にとってのストレスも半端なく、輸送中に亡くなる子犬も少なくありません。
輸送を乗り切っても、その先に待っているのはひとりぼっちでガラスケースに入れられ、展示される毎日です。

同じ犬たちや、外の世界から切り離されて、あんな狭い場所でいったい何を学べっていうんでしょう。
実際、子犬時代のトラウマ体験と社会化不足、早すぎる時期に親から引き離された不安により、
ペットショップで買われた犬の問題行動を引き起こす率が一番高いという調査結果があります。
日本ではヨーロッパに比べて、他の犬に攻撃的な態度をとる犬がけた違いに多いのも、
子犬を展示販売するペットショップで犬を買う人が多いことが原因だと言われてます。
みんな気軽にペットショップで犬を買うけど、とても育てにくいだけでなく、
問題行動を起こしやすい上に先天性疾患を持っている確率もとても高いんです。
さらに恐ろしいのは、ショップ店員たちがそういう先天性疾患があって当たり前っていう認識でいることです。
小型犬によくある「膝蓋骨脱臼」や「泉門」などは立派に先天性疾患だけど、
「小型犬にはよくあることで問題ない」っていう言い方をする店員が多すぎるし、
実際にそう思い込んでいて重大視してないんです。

よく勉強もしないで犬を買おうとする飼い主はその言葉を信じちゃうんですね。
もちろん、飼い主の努力でいい子に育てることは出来るけど、
とても大変だってことを肝に銘じておきましょう。
ヨーロッパでは生後2ヶ月以前に親から子犬を引き離すことは法律で禁止されていて、
国によってはそれをさらに3ヶ月まで延長させています。
さらに、ペットショップでの生体販売も禁止されているんです。
こうした法律による規制は犬猫の福祉のためだけでなく、飼い主のためにもなるんですよ。

日本の遅れているどころではなく動物愛護法にも、早くこうした規制が盛り込まれて、
名実ともに「保護法」となることを願います。
子犬を飼ってもいい人とは?
子犬にかかる「手間」と「時間」を考えると、子犬を飼うのは時間的余裕がたっぷりある人でないといけません。
もちろん、室内のサークルに閉じ込めっぱなしにして留守番させることは出来るけど、
犬の自由と福祉は損なわれるしストレスから様々な問題行動が出て来て犬も人も辛くなります。

飼い主さん自身「犬を飼ったら自分の時間がなくなって辛い」だの言ったり、ストレスから育犬ノイローゼになってしまうこともあります。
ところが、現代日本で飼われている犬のほとんどがこういったストレスに直面しています。
1日家にいられる飼い主さんなんて限られてるし、そもそもほとんどいないだろうし、
多くの犬は1日6時間以上の留守番、留守番中だけでなく飼い主が家にいる時でも
サークルに入れられていることが多いし、散歩も内容も時間も不十分です。
犬には人間と同じで感情も意思もあります。
辛いことがあれば「辛い」と思うし、散歩の時間が短ければ「もっと散歩に行きたい」って思うんです。

そんな相手に対して、我慢を強いることばかりしちゃダメです。
子犬を飼ってもいいのは、時間的余裕があることに加えて、犬には感情も意思もあるのだと理解し、
犬にとって快適な生活を提供できるような人でなくてはならないんです。
これは子犬だけでなく、犬を飼う場合にも言えることですね。
そして何より、子犬に「時間」と「手間」をかける覚悟を持った人でないとダメです。

時間も覚悟もないのに子犬を飼うと、子犬育ての失敗パターンに繋がるよ。
【子犬育ての失敗パターンについて詳しくはコチラ】
子犬育てを失敗しないために「失敗パターン」を知ろう!
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