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わたしは以前、2つの会社のペットショップで働いてたことがあります。
わたし自身はバックヤードで子犬子猫のお世話をしている仕事だったから、
接客して売ったことはないんだけど、毎日そばで販売スタッフたちの接客してる様子を見てました。
そして、今でもペットショップを見かけたらとりあえず入ってしまうので、
よく店員さんから声をかけられて接客されます。

そこうしてるうちに気づいたんだけど、ペットショップ店員たちの接客術って、
ある程度決まりみたいのがあるんですよね。
だいたい、どの店の店員も同じこと言います。
店員はベテランになると本当に口が上手いし、お客さんをその気にさせるキーワードをたくさん持ってるから、
ついついほだされてペットを飼える状況でもないのに飼ってしまって、大変な思いをする人が多いんです。

そこでわたしがこれまでに経験したペットショップ店員の「買わせる接客術」をご紹介します。
*最近、「ペットショップ 買わせるコツ」なんかのキーワードでこの記事にたどりついてる人がいるけど、
これはペットショップ店員にこんな接客をされても安易に買わないで下さいっていう警告記事であって、
決してお客さんに犬猫を売りつけるノウハウをまとめた記事ではありません。
接客は声をかける前から始まっている
ただ立っているわけじゃない
子犬子猫の販売スペースには、だいたい2、3人の店員が立っています。
「いらっしゃいませ~」
「抱っこも出来ますのでお声かけ下さい~」
とかって機械みたいに言ってることありますよね。
でも彼らはただ立ってるわけじゃないんです。

めちゃくちゃお客さんのこと見てるんですよ。
服装とか、持ち物とか、雰囲気とかを見てるんです。
例えば、わたしが仕事帰りにペットショップに寄っても100%声なんてかけられません。
でも、休みの日の休みの日の恰好で行って、じっくり見てると、よく声をかけられます。
この人は買ってくれる人かどうか、買ってくれるまで接客を受けられる時間があるかどうかを品定めしてるんです。
値札を見ている人にはとりあえず声をかける
子犬子猫の値札を見ている人には、店員はとりあえず声をかけるみたいです。

それもチラッと見るだけじゃなく、手にとってじっくり見てると、
ほぼほぼ100%声をかけられます。
わたしが働いてたペットショップでは、値札を真剣に見ている人は声をかけると十中八九買うようでした。
世間話も無駄にはならない
店頭で店員とお客さんが長々と話しをしていることがあります。
わたしもついつい1時間くらい話し込んだことがあります。
でもこれって決して無駄話じゃなくって、店員はこの話の中からいろいろと情報を聞き出してるんです。
話した内容を思い返すと、今まで犬を飼ったことはあるのか、どんな犬を飼ってたのか、今は飼ってるのか、
家族構成や仕事や1日にどれくらい家を留守にしてるのとか、まあ色々聞かれました。

これらの情報から、おすすめする犬種やセールストークを考えるんです。
例えば仕事がわかれば、年齢もあわせてだいたいの収入がわかります。
家族構成がわかれば、説得しなければならない人数がわかります。
一人暮らしならその人だけ説得すればいいけど、家族と暮らしているなら家族も説得する必要があるし、
その場の接客だけでは買ってもらえないので長期戦になる可能性もあります。
店員は出来ればその場で買って欲しいから、この世間話の内容から可能な限りすぐ買ってくれそうな人を選ぶんです。
秘儀「抱っこしてみますか?」
1頭の子犬子猫をじっと見ている人には、そう声をかけます。
店員たちの秘儀ですよね。
しかし!

「抱っこしてみますか?」って声をかける店員はまだまだ新米です。
真のベテランは声なんてかけないで抱っこさせるんです。
必殺奥義「連れて来ちゃった~」
真のベテランは、お客さんがずっと見ている子犬子猫を見極めると、無言でバックヤードに入っていきます。
そして、その子犬を連れて戻って来ます。
「連れて来ちゃった~~~♪」
って言って、子犬をお客さんに差し出すんです。
差し出されると、たいていのお客さんは無意識に抱っこしようと手を出すので、
その手に消毒液を吹きかけて抱っこさせます。
さらに、
「落っことしちゃうと危ないので座って下さい~」
と椅子に座らせて、長期戦に持ち込みます。

流れるようなその一連の動作には感動すら覚えますね。
座らせてからが本当の接客の始まり
「この子わたしの一番のお気に入りなんです」
どの子犬に対してもこう言う、って店員がいました。
その子犬を可愛いと思っているお客さんに親近感を持ってもらうためだそうです。

ほお~なるほどな~って思いました。
確かに、お店にいる数いる子犬子猫の中から自分が可愛いと思ったその子を、店員が「一番のお気に入り」なんて言ったら、嬉しくなりますよね。
「お家の子連れてきてみましょうよ」
先住犬がいて仲良くできるか心配って人に対して使うトークです。

わたしもすでにボーダーコリーを飼ってるって言った時、家が近いってことがすでにわかってたので、
「連れてきて会わせてみましょうよ!」って言われたことがあります。
実際に連れて来るお客さんはあまりいないですけど、連れて来てくれたお客さんはほぼ確実に買います。
もちろん、初対面で先住犬と子犬が仲良くできることはほとんどありません。
でも、2頭揃った光景を見て、家に犬が2頭いるというイメージが湧きやすくなるんです。
イメージがしっかり出来ると、お客さんは買ってくれます。
ペット禁止のアパートの人にも攻撃の手を緩めない
熱心に子犬を見ていたお客さんが、接客を始めてから「うちアパート禁止なんですけど」って言うことがあります。
これってお客さんがやんわり断るために使ってることが多いんですけど、そういう人に対しても店員は攻撃の手を緩めません。
「小型犬だし、あまり吠えない子だからバレませんよ!」
「ペット禁止でも飼ってる人けっこういますよ!」
なんなら、
「わたしもペット禁止だけど2頭飼ってます!(ウソ)」
などなど。

ペット禁止のアパートでペットを飼うのは違反ですよ!
無責任な店員のウソに惑わされて飼ってしまうと、のちのち困るのはあなたとペットです。
場合によっては退去させられることもありますからね。
家族連れはまずお父さんを味方につける
お父さん、お母さん、子どもの家族相手の場合、子どもは抱っこした時点ですでに飼う気満々です。
なので、ラスボスのお母さんはひとまず後回しにして、お父さんを味方につけます。
「パパ~抱っこして~」とか言いながら、子犬を抱っこさせるんです。

男性って「パパ」って言われると顔がほころぶんですよね~。
抱っこして手なんて舐められちゃったらもうだいたいのお父さんはノックアウトですよ。
それでもダメな場合は、子どもと仲良くなって子どもに援護射撃させます。
お父さんが味方についてくれたら、お父さんと子どもの援護射撃を受けつつ、ラスボスのお母さんを落としにかかります。
お母さんにはかわいらしさと癒しをアピールします。
子犬の世話って結局お母さんが一番やりますからね。一番一緒にいるのが長いのもお母さんだし、
一緒にいる時間がどれだけステキで癒されるかをアピールするんです。

ちなみに女性はあんまり「ママ」って呼ばれるのを好まない人が多いです。
犬用グッズを見に行く
なかなか決心がつかないお客さんは、そのまま犬用グッズを一緒に見に行きます。

もちろん、子犬を連れて。
可愛い首輪とかリードとか選んだり、食器を見たり、こんなフードよく食べますよって教えたり。
実際にグッズを見ることで、子犬を飼うイメージを持ってもらうんです。
デメリットは決して話さない
子犬を飼う上でのデメリットは、店員はぜったいに話しません。

まあ当たり前といえば当たり前だし、話さなくてもお客さんはある程度は理解してます。
お客さんが「〇〇するのって大変じゃないですか?」って聞いても、
「案外大丈夫ですよ~」って決して大変だってことは認めませんからね。
援軍召喚
一人じゃ落とせないと思うと、援軍を呼びます。
もう一人店員がどこからともなくやって来て、2人がかりで落としにかかるんです。

こうなるとお客さんは席を立てなくなるので、2人がかりの接客に押され気味になります。
とにかく帰さない

なんだか不穏な空気になってきましたね。
ちょっとでも買ってくれそうな雰囲気のある人を、店員は絶対に帰しません。
席を立たせず、帰りますと言わせず、途切れることなく会話を続けます。

なんだかここまでくると悪徳商法みたいですよね。
「すぐいなくなっちゃいますよ」
一度帰って考えてみます、って人には「この子可愛いからすぐいなくなっちゃいますよ~」と最後のダメ押し。

そこで立ち止まって悩む人は、だいたいその場で買います。
悩みながらも帰ってしまう人は、戻って来る確率は1割くらいでしょうか。
その場で落とせなかった時は必ず名刺を渡す
粘っても粘ってもどうしてもダメで、帰ってしまうお客さんには必ず自分の名刺を渡して、
次に来た時には必ずそれを見せてもらうように念を押します。

名刺を持っているってことで、次に来た時に違う店員が接客したとしても、
前に接客した店員のお客さんってことになるんです。
例えその場で買ってくれなくても、次に来た時に名刺を見せて子犬を買ってくれれば、
名刺を渡した店員の売り上げとしてノルマに加算されるってことです。
ペットを飼うということをよく考えよう
ペットショップっていうと、子犬や子猫のお世話が主な仕事だと思って入って来る新人スタッフが多くいました。

でも、実際には休む間もなくお客さんと話し、接客して商品である子犬や子猫を売る接客業です。
そして、店員は買ってもらうために必死です。
相手はだいたい、たまたま来ただけの買う気のないお客さんです。

そんな相手に接客し、買う気にさせて、買わせるところまでこぎつけるのはマジで骨が折れます。
わたしはやったことありませんが…
そのためにも押し売りまがいのことをする店員もいます。
それで飼える状況でもない人が犬を飼って大変なことになって、返品するしないで揉めるってことがよくありました。
【返品された子犬子猫はどうなるの?】
ペットショップで買った子犬を返品は可能?返品された子犬はどうなるの?
店員の中でもベテランは本当に買わせるベテランなので、セールストークが本当にうまいです。

それで心が揺らいじゃう人ってけっこう多いんですよね。
ベテラン店員に何を言われようと、飼える状況にない人は犬も猫も飼っちゃダメです。
犬とか猫とかペットを飼うってことは、家族が一人増えるってこと、その子の命を預かるってことです。
今ではだれでもお金さえ出せばペットを飼えるというおかしな時代になってしまってるけど、
あなたが大金出して買うのは服や雑貨、おもちゃやぬいぐるみじゃなくて、命だってことを忘れないで下さい。
ペットショップ店員たちの接客術に惑わされてはいけません。
犬もあなたも確実に不幸になります。

あなたは犬を飼ってもいい人ですか?
そのことをよくよく考えて、これから犬に限らずペットを飼おうと思っている人は、
ペットを飼うということがどういうことなのか、今一度考えてみて下さい。
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